中尾ミエ×和田秀樹 結婚という形態が変わる中<親が子に財産を遺す>考え方は今も正しいのか?中尾「私は自分で使い果たします」
◆昨今の風潮 中尾:外国ではどうなのでしょうか。 和田:詳しくはわかりませんが、自分の財産と相手の財産はきっちり分けていると思いますよ。基本的に離婚すれば半分は持っていかれるわけですから。でも逆に、半分支払う気があるならば、愛情がなくなればいつでも離婚できるわけですよね。 中尾:外国だと、デートの際には男性が全部、支払うのでしょう? 和田:払うお国柄もあれば、払わないお国柄もあるんじゃないでしょうか。いずれにしろ、男女は明らかに違うのに、まるで違いがないように扱うのもどうかとも思いますね。昨今の風潮として。 中尾:そうですね。どこまでいっても男女は一緒にならない。
◆違うからこそいい 和田:違うからこそいいんだと思うんです。いくつになっても異性といると、やはりときめくわけで、そこが異性と付き合う良さでもある。 中尾:そうでないと意味がないですよね。 和田:もちろん、子どもを産むためだけに男女が存在するわけではないと思う。やはり異性がいるから「もう少し若くいたい」「もうちょっと頑張ろう」とか「かっこつけよう」とか思えるのではないでしょうか。 私は男子校出身でしたからよくわかるんですが、服装も自由な学校で、夏の暑いときなんかはみんなほとんど裸で授業受けたりしているわけですよ。それに加えて、下品な話ばかりして。これが共学だったらそうはいかないだろうなと思いますよ。 ※本稿は、『60代から女は好き勝手くらいがちょうどいい』(宝島社)の一部を再編集したものです。
中尾ミエ,和田秀樹
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