【侍ジャパン】井上温大が4者連続三振奪うなど3回完全投球「すごくいい調整ができた」
<日本代表練習試合:日本代表-広島>◇5日◇宮崎市清武 侍ジャパンの巨人井上温大投手(23)が先発し、3回完全の完璧な投球を披露した。 【写真】清宮に肩をもまれる井上温大 「自分の持ってる球種を全部投げて、それがある程度コントロールできてたので。三振も何個か取れたので、自分の中ではすごくいい調整ができたなって思います」と登板を振り返った。 初回は佐藤を投ゴロ、内田を見逃し三振、田村を二ゴロに仕留める3者凡退の立ち上がり。3回には3者連続空振り三振で、2回2死から回をまたいで4者連続三振を奪った。3回37球で無安打5奪三振、広島打線を寄せ付けなかった。それでも「右バッターのインコースのストレートと、左バッターのインコースのツーシームが高めに抜けたり、逆球に行く場面があったので。ちゃんとそのミットよりも打者側に外れるようなボールを投げられればいいなと思います」と反省も忘れなかった。 井上はプレミア12開幕戦となる1次ラウンド初戦の13日オーストラリア戦(バンテリンドーム)での先発が決まっている。「いい調子でこの試合を終えられたので試合までの時間をしっかり有意義に使って。その試合で最高のピッチングができるようにやっていきたいなと思います」と力を込めた。