【MLB】ヤンキースがエンゼルスとの接戦を制す ヒルが8回1失点の快投で7勝目、5月は6先発で防御率0.70
【ヤンキース2-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間5月30日、ヤンキースは敵地エンゼル・スタジアムでのエンゼルス3連戦の2戦目を迎え、ロースコアの接戦を制して2対1で勝利。38勝19敗でガーディアンズ(37勝19敗)を抜き、ア・リーグ最高勝率に浮上した。ヤンキース先発のルイス・ヒルは8回95球を投げて被安打2、奪三振9、与四球2、失点1の快投で7勝目(1敗、防御率1.99)をマーク。2番手のクレイ・ホームズが16セーブ目を挙げ、エンゼルス先発のタイラー・アンダーソンに5敗目(5勝)が記録された。 【動画】ヤンキースのアレックス・バーデューゴが先制の8号ソロを放つ(MLB.comより) 初回無死満塁の絶好機で無得点に終わったヤンキースは、4回表先頭のアレックス・バーデューゴがライトへの8号ソロを放ち、1点を先制。その後は走者を出しながらも追加点を奪えない展開が続いたが、7回表先頭のアンソニー・ボルピーがライトへの三塁打を放ち、中継プレーのミスを突いて2点目のホームを踏んだ。ヒルは7回裏一死からローガン・オホッピーに6号ソロを浴びたが、8回2安打1失点の快投。9回裏はクローザーのホームズが無死1・2塁のピンチを招いたものの、なんとか1点のリードを守り抜いた。 ゲリット・コールの代役として開幕ローテーション入りしたヒルは、4月こそ5先発で1勝1敗、防御率4.01と平凡な成績だったが、5月に入って絶好調。6度の先発でいずれも勝利投手となり、すべての登板で6イニング以上を投げて1失点以下、月間防御率0.70と驚異的なパフォーマンスを続けている。今季の通算成績も7勝1敗、防御率1.99と素晴らしい数字になっており、ア・リーグ新人王の有力候補にも挙げられている。