1億円以上だまし取られる 60代男性に税務職員を名乗る男から電話 「税金の未納がある…」 県内で最も多額な被害【長野・安曇野市】
2013年の統計開始以降、県内で最も多額の特殊詐欺被害です。安曇野市の60代男性が1億円以上をだまし取られました。 警察によりますと、安曇野市に住む無職の60代男性が9月下旬から今月上旬にかけて15回にわたって合わせて1億520万円をだまし取られました。 発端は、税務署職員を名乗る男から自宅にかかってきた「税金の未納がある」などという電話でした。 スマートフォンを使ってSNSでやり取りをする中、「お金を調べる必要がある」「指定した口座にお金を振り込んでください」「何もなければお金を返します」などのメッセージを受信。 その後返金を求めても一向に返金されず、不審に思って警察に相談し被害に気付いたということです。 電話やSNSでお金の話が出たら詐欺を疑ってください。