【プレミア12】パナマが2勝目 4回からの継投決まり逆転勝ち メキシコは2発も空砲に
◇ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 メキシコ ― パナマ(2024年11月11日 メキシコ グアダラハラ) 1次リーグA組の2試合が行われ、パナマが地元メキシコに3-2で逆転勝ちし、2勝1敗とした。 メキシコは初回、1番・ガイタンの左越え先頭打者弾で先制。2回にも先頭打者の7番・バレラが左中間へソロ本塁打を打ち込み、2-0とリードした。 パナマは4回、1死一、三塁から内野ゴロの間に1点を返すと、2死二塁から23年WBCでは4番を務めた7番・ラモスが左中間へ適時打を放って2-2と追いついた。 パナマは先発投手のペレイラを3回で交代させて継投策に突入。4回以降は4投手でメキシコを2安打に封じた。打線は8回、敵失をきっかけに1死一、三塁とし、6番・ケイロスの右犠飛で勝ち越した。 パナマは初戦でオランダに延長10回の末に8-9でサヨナラ負けしたが、ベネズエラ、メキシコと難敵を破った。メキシコは初戦でベネズエラに敗れ、2戦目でプエルトリコに打撃戦の末に勝っており、1勝2敗となった。 6回にもガイタンの適時打でリードを広げると、7回に今季ヤンキースで27試合に登板した4番手左腕のV・ゴンザレスがつかまり、1点を失ったものの、なおも2死一、三塁で後を継いだクルーズがピンチをしのぎ、逃げ切った。 プエルトリコはMLB通算311本塁打を放ち、2017年に野球殿堂入りした強肩強打の名捕手、イバン・ロドリゲスを父に持つデレク・ロドリゲスが先発も2回途中3失点と試合をつくれなかった。 メキシコは前日、ベネズエラに4-8で敗戦もこの日の勝利で1勝1敗に。一方、前日、米国に1-0で勝利していたプエルトリコも1勝1敗となった。これでグループAは全6チームが1勝1敗と混戦模様となった。 プレミア12の1次ラウンド(オープニングラウンド)は6チームずつ2組に分かれ、各組上位2チームがスーパーラウンドに進出する。グループAはメキシコ、米国、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコの6チームで戦う。