大阪都構想 住民説明会10月4日午前(全文5完)元戻りしないよう仕組み見直したい
試算より下振れした場合、どう見直すのか
住民7:すいません。公平という【位置的 02:04:48】な立場からお伺いしたいんですけれども、簡潔に。財政とタイミング、時間という問題についてお伺いしたいです。成長戦略ということで、それを是とする場合、賛成多数になるんでしょうけども、財政シミュレーションの話があったんですけれども、粗い試算だということで、そこに非常に心配点があるわけです。これはやはり大きな大きな投資物件だと思います。やはり甘い汁はないよというようなこともよく投資話にはあるもんですから、この粗い試算が上振れすることはええんですけども、下振れした場合、どういう見直しをしていくのかというのが1つ。 それからタイミング、時間という問題については、これ4年後のということになっています。コロナのことがあるんでインバウンド収入であるとかメトロ収入について、100%【************02:05:50】やはり疑問があります。不安があります。そういったときに見直しをして、4年後やけども、これ是とした場合は6年後にしようや。そういうような、これは法律的なものもあるんで、付帯決議とかなるのかもしれないんですけれども、そういうお考え、要は財政シミュレーションの考えとタイミングの問題についてお伺いしたい。 松井:財政シミュレーションにつきましては今おっしゃったようにメトロの数字が、これは振れる可能性はあります。われわれは、このメトロの状況というのは2025年になればメトロの長期の戦略の、そのレベルに戻ると思っています。コロナによって影響が出るのは今年と来年。世界中で今コロナを抑え込む研究をやっているわけですから、そういう形で来れば。
試算より大きくマイナスになるとは思わない
ただし日本の財政制度、これは地方財政制度っていうのは地方自治体が必要なお金を計算した上で、人口だとか面積だとか経済の大きさだとか、それを計算した上で総務省、要は政府が、この自治体は幾ら必要というのを決めております。これは簡単に言いますと、税収が下がった場合は国がその部分はお金を、交付税措置をするということです。この交付税が本当に来るのかといえば、これはやっぱり国がつぶれない限り、その制度で運用されていますから、この制度の中で財源は確保されるという、そういうわれわれは考え方をしていきます。 でも今、国債が幾ら発行されて、国自体お金がないじゃないかというその話は、もう別の話で、国は制度として財源が厳しい、そういう自治体には国から交付税措置をするというのが地方財政制度ですから、景気の動向によって大きく財政シミュレーションがマイナスになるとは思ってはおりません。 それからタイミングの話なんですけど、これは法定協議書に時期は明確に書き込まなければならないし、これは法律で定められた法定協議書の記載事項でこれは定められているもんですから、時期については2025年1月1月をもってというところは、これはなかなか動かせません。 司会:ご質問ありがとうございました。予定時刻が過ぎておりますので、ご質問についてはあと1人で最後にさせていただきます。では最後にご質問のある方は挙手いただきますよう、お願いします。それでは4番目の扉のほうの左側の挙手いただいている方。 住民8:すいません。説明会では都構想に肯定的な説明という感じを受け止めているんですけど、本来、賛否を決めるに当たり否定的な立場の人もいると思うんですけど、賛否を決めるに当たってはそういった立場の方の説明も聞きたいなと思うんですけど、そういった立場を、大阪市は、市民に対しては公平な立場だと思いますので、そういった意味で住民投票の前にそういった否定的な立場の方の説明会をしていただけたらなと思います。 司会:ご意見ということで取り扱わせていただいてよろしゅうございますでしょうか。ご質問もございますでしょうか。では、すいません。ご意見ということで取り扱いをさせていただきたいと思います。すいません、ご質問につきましてはまだまだたくさんあるかと存じますけれども、予定の時刻を過ぎておりますので、特別区設置協定書に関しての説明会を終了させていただきます。知事、市長など、登壇者はこの場で退席させていただきます。 (完)【書き起こし】大阪都構想 住民説明会10月4日午前