大阪都構想 住民説明会10月4日午前(全文5完)元戻りしないよう仕組み見直したい
水道料金値上げは絶対にないのか
住民4:すいません。先ほど水道料金が上がりませんっていう話があったんですけども、水道料金って議会の承認を得て決定されると、【IR****01:52:58】チラシが入ったり、折り込みのが入ってくるんですけど、大阪府会においては大阪市域の議員って過半数に満たしてないと思うんですけど、その場合、今後、府会のほうで、大阪市域の水道料金が上がるということは想定されると思うんですけども、そういったことは絶対にあり得ないということをここで言い切っていただけるんでしょうか。 吉村:水道料金も、われわれ、議会もそうですけど、これは皆さんの生活に関わるところですから積極的に上げたいと思っている議員も、知事も市長も、1人も今いないというふうに思います。ただ、どうしても、この水道料金がどういうふうに決まってくるかっていうと、これはやはり使う人の、使う量です。それから水道をつくる、パイプだとか、そういったものを整備するとどうしても費用が掛かりますから、それに水道料金が上乗せされてくるということになります。43の市町村含めてですけども、将来どのぐらいの水道料金になるかというのは公開をしています。それをできるだけ抑える仕組みを考えていきましょうというのが今の大きな仕組み、考え方です。 ですので、この水道料金については、これは今の大阪市のままでもこのまま水道の使用量が減ってきて、そして老朽化が進んでくると交換しなきゃいけませんから上がるということになると思います。ただ、それをできるだけ下げる仕組みを考えていきましょうというふうに今、実行しているところなんです。この仕組み自体はこれからも変わらないということになります。
上がる可能性はあるが、制度変更による値上げはない
だから水道料金については、これは上がる可能性はあります、当然。これは、ただ、制度が変更されることによって上がるということはないですし、それは府議会議員だから上げるとかそんなこともまったくありません。ただ、これは水道料金そういうふうに決まっていますから、未来永劫上がらないということは、どの制度においてもないということだと思います。われわれは極力それを効率化していく、そしてできるだけ上げるのを抑えていこうというのはやっていくということだと思っています。 松井:ちょっと、その水道料金の話でよく言われる、大阪市内の議員が大阪府議会では3割しかいないと、だから大阪市が損をするという話ありますけど、それは今も同じです。大阪府域全体の88人の議員のうち、3割は大阪市内の議員になります。じゃあ大阪市域外の議員がみんなで結託して大阪市域内を無視するような議決を、そういうのをやるのかと。これは今までの事実として、そういうことはありません。 例えば今、皆さんの安全・安心を守る、最前線で守っているのは大阪府警です。大阪府警察の予算は大阪府議会、知事がその予算の提案をして、議会で議決を得て、各警察署のさまざまな人件費、装備・資機材、そういう予算をやりますけど、やはりこの大阪府の全体の安全を見たときに人口10万人当たりで一番警察官が多いのは大阪市内です。そういうような、先ほどから、3割だから大阪市が損をするという話であれば、それじゃあほかのエリアにもっと警察官配置したほうが安全じゃないかとか、そういう話になります。 大阪府議会、知事の下で全体のバランス考えながらやっていますから、大阪市内から3割議員が出るから得だ損だということには、これはなりません。そこは皆さん方も、これまでもそういう形で府議会議員を選んでおられるわけですから、そういう、もう大阪市内が、大阪府にいくと蔑視、特別に何か悪いことの議決が出されるっていうのは、今までの事実から言っても、そういうことは僕はあり得ないと思います。 司会:ご質問ありがとうございます。次の方に移らせていただきます。ご質問ある方は挙手をお願いいたします。そういたしましたら1つ目の前の、そこの、はい。起立いただいている方、お願いします。