ついに反撃の狼煙が上がった! やられたらやり返す!「叩いても牙をむかない」日本企業が豹変する時代へ
先日SNSで「Meiji Seikaファルマ」という医薬品企業が話題となりました。自社の次世代mRNAワクチン(新型コロナ用ワクチン)に向けられたデマに対し法的措置で対抗するそうで、情報発信用のSNSアカウントも作り、新聞の全面広告も打つなど、かなり本気です。 「またあいつがやらかした!」あなたがうっかりデマを信じて拡散してしまった!!その時やるべきコトとは……? 打ったワクチンが周囲に漏れ出る、などの荒唐無稽なデマのせいで、ワクチンを扱っているクリニックが嫌がらせを受け、接種をやめる事態にも至っているそうなので……まあブチ切れるのも当然でしょう。 かつて一部マスメディアが「(子宮頸がんの)HPVワクチンは危険」というデマを拡散させた結果、大量のワクチン未接種世代を出現させてしまい、最終的に子宮頸がん患者が増加するというシャレにならない事態が発生しました。実際に人命が失われる話なのに、未だ誰も責任を取っていません。 同じことを繰り返さない為にも、今回は法廷でエビデンスに基づき、しっかりとシロクロ付けるべきでしょう。社会全体にとっても有益なことです。 この動きに対し「大企業が金にモノを言わせて、言論の自由を踏みにじるのか」「圧力で黙らせるのか」という反発が上がっているのですが、流石にそれは筋違いです。言論の自由って、何を言っても許されるという意味でありませんから。 何を言っても良いですよ、でもその代わりに責任が伴うよ。訴えられたり、内容次第では逮捕されることもあるよ。これが表現の自由です。勘違いされている方が多いのですが、どちらかというと表現の「責任」という言い方が近いんですよ。表現の自己責任。 そもそも日本の言論の自由は世界に誇れるレベルです。皇族だろうが政治家だろうが、法の範囲内ならどんなバッシングも許される、投獄されない。政府批判もご自由に。これ、世界的には決して「当たり前」じゃないですからね。掛け値なしで世界に誇れるものです。 そしてその自由には、責任という義務が伴います。今回はその責任について、エビデンスをもとに裁判でしっかり争うことになるでしょう。