ネットは五輪開会式に「カザフの“お姫様”旗手」「ピクトグラムを演じたのは誰?」など5つの話題で沸騰も評価は賛否真っ二つ!
ハイチ人の父と日本人の母の間に日本で生まれた大坂は全米OP、全豪OPをそれぞれ2度制覇した世界トップのアスリート。それだけでなく人種差別問題にメッセージマスクを使い徹底抗議の姿勢を示すなど積極的に意見を発信。先の全仏OPでは、鬱病に悩まされていることを告白し、記者会見を拒否するなど、アスリートが抱える心の問題についても問題提起していた。 報道によると開会式の責任者は、「日本を代表するアスリート。いろいろなメッセージを出していて最もふさわしい。絶対的な彼女の価値というところを最優先に考えた」と抜擢理由を説明している。多様性を示す象徴的な存在として白羽の矢を立てたのだ。 だが、ネット上では「野村、吉田と大坂の順番が逆」「違和感がある」「しっくりこない」「レスリングで4連覇の伊調馨がいないのはおかしい」などの反対意見も散見された。 またIOCのトーマス・バッハ会長のスピーチが13分間にも至ったことに対しても「長すぎ」との批判の声が殺到した。選手団の中には地面に横になる選手もあったほど。ここまで、日本国民の感情を逆なでするような数々のKY発言があっただけに、なおさら、バッハ会長の長すぎた上に中身の薄いスピーチに批判の声が強く出たのだろう。 3人もの担当者が辞任、解任されるなどトラブル続きだった開会式のネット上の評価が真っ二つに分かれたのは、あまりにサプライズに乏しく荘厳さに欠けた演出と、最終聖火ランナーの人選が影響したのかもしれない。いよいよ今日24日から本格的に競技がスタートする。