ネットは五輪開会式に「カザフの“お姫様”旗手」「ピクトグラムを演じたのは誰?」など5つの話題で沸騰も評価は賛否真っ二つ!
東京五輪の開会式が23日、無観客の新国立競技場で開催された。大会のテーマである「多様性と調和」を、日本の伝統、テクノロジー、独自カルチャーなどにユーモアも交えて表現した開会式で、最終聖火ランナーには、全米、全豪OPなどを制し、今大会にも出場するテニスプレーヤーの大坂なおみが抜擢された。 ヤフーが実施しているアンケート「あなたの満足度は10点満点で何点?」では午前4時現在で、約3万8000人が投票し、10点が22.8パーセント、0点が21.1パーセントと真っ二つに評価が分かれた。 国内のSNS上で話題を集めたのは主に5つ。「選手入場のBGMにドラクエなどのゲーム音楽使用」、「ピクトグラム紹介の抱腹パントマイム」、「夜空を飾った1824個のドローン」、「聖火ランナーの長嶋茂雄氏」、「バッハの長すぎる13分間挨拶」だ。 選手団入場のBGMにドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー(FF)、モンスターハンターなどのゲーム音楽が使われ、国名を紹介するプラカードは、漫画の吹き出し風になっており、世界に誇る日本のカルチャーを象徴するようなものになった。入場行進は初めて「あいうえお」順で行われたが、ちょうど「FF」のテーマ曲が流れたタイミングで、カザフスタンの女性旗手、オリガ・ルイパコワが登場。ドレスのような衣装を着て優雅に歩く美人アスリートの姿に「FFの世界のお姫様かと思った」「まるでゼルダ姫」「タイミングが神がかり」などとツイッターが沸騰した。ルイパコワは三段跳びで、北京銀、ロンドン金、リオ銅と3大会メダル獲得の陸上界のスター。36歳になるが美人アスリートとして毎大会取り上げられてきた。 1964年の東京五輪から採用された競技をイラストで示す、50種類の「ピクトグラム」をすべてパントマイムで紹介したパフォーマンスも話題を集めた。「仮想大賞みたいで面白かった」という声とともにネット上を騒がしたのが着ぐるみの中の人物の正体。組織委員会が発表している開会式メンバーの中にパントマイムアーティストとして著名で多くの「サイレントコメディー」を発表している「が~まるちょば<HIRO-PON>」の名前があり、答えは「が~まるちょば<HIRO-PON>で間違いなさそうだが、ベタなローテクが、温かみとユーモアを伝えることとなり評価アップした。 非常にテレビ的な演出だった。