【ボートレース】馬場貴也 大会初制覇の希望は捨てない
◆SG第39回グランプリ(21日・ボートレース住之江=5日目) 馬場貴也(40)=滋賀=は、グランプリ初制覇の望みを捨ててはいない。トライアル2nd3回戦の12Rで、3着までに入れば優勝戦の1号艇に乗ることができたが、1周2マークで自分のミスでキャビってしまい痛恨の5着。「3着で1位通過なのは分かっていたけど、2マークをどう回ればいいか分からなかった」と回転調整が合わず、いつもの高速ターンは影を潜めた。それでも2nd1回戦と2回戦で1、2着の貯金があり2年ぶりに優勝戦に進出。「ここまで正直ごまかしながらやってきたのはあります。最終日は伸びを求めることも意識しながらやってみます」。昨年、一昨年と賞金ランク2、1位で出場を決めながら、頂点に届かなかった悔しさを晴らすため、最後まで諦めずにできることを全てやって、悔いのない走りを見せてくれるはずだ。
報知新聞社