名古屋市長選、5選の河村氏が会見(全文3完)名古屋市は愛知県の部下じゃない
票差縮小による市政運営への影響は
だからやっぱりそれ相応の、名古屋市は愛知県の部下じゃないですから。地方自治法によると、どっちかいうと基礎的自治体ということで、市町村のほうが上だ言うとややこしなるけど、少なくとも対等ですから。なんでね。ちょっと考えてもらわんと。いくらなんでも愛知県にひれ伏すわけにはいかんですよ、土下座して。これは。と思う。思いますがね、私。僕も商売やってきましたんで、結構言いたいこと言うようですけど、商売やってきましたんで。そんな居丈高じゃないですよ、私。全然違いますよ、私は。 記者3:ありがとうございます。 河村:いえいえ。 記者3:なんかだんだん時間がなくなってきたらしいんですけど。 河村:俺はええですよ、別に。いかんか。しゃべって。 記者3:もう1個。今回、選挙結果、ちょっと数字見てないからあれなんですけれども、調査によると以前は圧勝でしたけれども、今回おそらく差が縮まってると、以前よりは縮まってると予想されますけれども、今後、市議会の自公民【****00:52:53】多数会派を握っている中で、今後の市政運営への影響みたいなものは何かありますでしょうか。また、どのように対応していきますでしょうか。 河村:それは問題ですね、本当に。アメリカの話を突然持ち出したってしょうがねえから。向こうは、地方議会は無所属ですから。ノンパーティーですから、これは。そんな自公民で、そんな共産党まで一緒になっとるわけ? 今度。そうなると、どんだけあるんですか。減税日本、13か。除いたやつ全部敵だっていうことになるでしょう。議決権、そちらにあるんだもん。どうなるんですか、これ、いったい。ひれ伏せというんですか。だから問題ですよ、これは。
議会ってなんでもできるんですよ
やっぱり無所属だけど、減税日本は無所属じゃないじゃないかって、いや、本当にみんなノンパーティーでやるんだったら、そりゃいつでも無所属になりますよ、みんなと相談せないかんけど。そりゃそうです。 地方議会に国の政党のそのまま持ってくるというのは、そもそも構造がおかしいからね。市長は市長でこうやって、今日なら今日で、市民から直接選ばれてますので。でしょう。国の場合は地方、政党があって、議院内閣制ですから、そこから選ばれとるんでね。違うんで。やっぱり市長の意見も通らないかんわけですよ。そうでしょう。市長の意見通らな、なんのために市長選やっとるんですか。そうでしょう。二元代表制って簡単に言いました。今それが、どっちか、通説化してますけど。あれは和製英語だというふうに、俺、国会議員時代に勉強しましたよ、あれは。 だから、これ、どうしますかね。議会が仮に自公民共で市長の言うこと否決しか、どんどん否決しだしだら。特に、非常に危険なのは名古屋城ですね。共産党は木造化反対じゃないですか。そうでしょう。だけど予算通ったでしょう。今までずっとやってきたんだもん、名古屋の人は。あの中日新聞の予想でも44%が木造賛成で、33%反対ですけど。ね。どうするんですか。議会ってなんでもできるんですよ、議会っていうのは、スーパーパワーは。そうでしょう。 だけどみんな普通はボランティアかなんかだから、なかなかそういうとおりにならんようになっとるわけです。なっとらんもん、日本。だから全部、首長さんが妥協するじゃないですか。給料の話だって。選挙のときだけ。そのあとは議会が決めてくるもんで、選挙の公約はなし。そういうことをやるやつ、やる人間が、理解があるというふうに、マスコミもそういう報道するじゃないですか、どっちかいうと。で、河村はいかんと。こういう意見を通そうとする。信念を通そうとすることはいかんと。どっちかいうとそうなっとるじゃないですか。ほんでええの? 本当に。じゃあ今日の今日、河村さんを選んでくれた民意はどうなるんですか。これは。ね。わしはそう、つくづく思うね。