米市場のベストセラー?それはF-150だ!アメリカ人の愛してやまないピックアップトラック「フォードF-150ラプター」の試乗レポート!
フォードF-150ラプターをテスト。
V6搭載のフォード ラプター、高速レーンのパワーハウス。編集部にどんな猛獣がやってきたのか?我々は、456馬力を発揮する”小型エンジン”フォードF-150ラプターのパフォーマンスをチェックする!
運が良かった:実は、あるPR会社にまったく別の話を聞いてみたのだが、答えはこうだった: 「いいえ、残念ながらそれはできませんが、私たちはフォードF-150のヨーロッパ輸入代理店でもあります。フォードF-150ラプターなら、いつでも」。こうして私は今、パドックの横に立っている。 ただし、このラプターは小型版の方で、730馬力のV8を積む「ラプターR」ではない。しかし、我々の3.5リッターV6の456馬力も、並大抵のものではない。 完全停止状態から100km/hまでの計測は6秒とスムーズで、最高時速は200km/hには少し届かない。アウトバーンで192km/hが最高速度だった。
フォードF-150ラプターの制動距離は驚くほど長い
心配なのは、46.1メートルという時速100kmからの長い制動距離だ。2.7トンの車重と粗いトレッドのBF製グッドリッチタイヤがハンデで、それにしてもその制動距離は驚くほど長い。 その一方で、トルクは印象的だ。たとえツインターボのレスポンスがやや鈍く、10速オートマチックトランスミッションがギアライブラリーの中から適切なギアを見つけるのにコンマ数秒必要だとしても。ひとたびスロットルを踏み込めば、すぐに猛烈なダッシュを始める。サスペンション面では、38cmのリアサスペンショントラベルを持つ可変フォックスレーシング製ダンパーが、スポーツモードとバハモードの間でパワフルな広がりを提供する。しかし、決して硬くはない。
インテリアは純粋なアメリカンカジュアルだ。確かにプラスチックの砂漠だが、出来栄えは上々。その一方で、カップホルダーは16個(!)もあり、中央のアームレストはスーパーサイズのハンバーガーメニューが置けるテーブルにも変身する。フロントとリアのスペースは贅沢で、ダブルガラスルーフによる開放感は本当の意味で天国だ。
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