種カジ流“アートなアイテム”で洒落感と季節感を演出!柄パンツやベレー帽の着こなしのコツも
ーーいきなり寒くなり始めて、着る服がわかりませんね。アウターまで着込むと暑すぎたりして、重ね着が定まりません。 ▶︎すべての写真を見る 「レイヤードを増やさずに、トップス&ボトムスだけで洒落感を出せるのが、アートなアイテム使い。芸術の秋だけに」。 ーー種さんが時折実践するワザですね。ワークパンツのパンチが効いています。 「これこそ着こなしのキモ。Kendaiさんというアーティストのイラストを前面に押し出した一本なんです」。 ーーモノトーンでゆるめのテーパードシルエットなので、アート感はありながらも落ち着いた印象がありますね。 「アメトラでよく見る、刺繍の小柄を前面に配置したパンツのノリで着こなすのがコツ。シンプルで暖かいウールカシミヤニットとタッセルローファーで、モノトーン&クラシカルにまとめます」。 ーーアートな小物も効いています。 「エルメスのシルクカレは、シンプルな着こなしの絶妙なアクセントに。ベレー帽はご愛嬌。手塚治虫先生ほか、数々の芸術家へのオマージュです」。 ーー愛犬オカラを抱っこして締めくくり! 「服にダメージを与えてくれる“アートな存在”なので(笑)」。
ベレー帽はべっ甲調のアイウェアでシックに
「アートと言いつつ、選んだのは中田商店で購入した“ガチ”のベレー帽。ミリタリー由来です」。 ハラダマニア×金子眼鏡のクラシカルなサングラスを合わせることで、シックな顔回りを演出した。
カラフルなカレが気分を高める!
首元にあしらったのは、エルメスのシルクカレ。「ゾウやシマウマ、ヒョウなどのアニマルが描かれた賑やかな柄がツボ。カレは何枚持っていてもいい」。
見えないベルトにもしっかり気遣う
見えないところにも気遣うのが種さん。「細幅のベルトは、ワークパンツなどの骨太なボトムスを上品に見せます。チラ見えしたときに効果を発揮するんです」。
絶妙なシルエットのアートなワークパンツ
太すぎず細すぎない絶妙なシルエットの柄パンツ。「ワーク オブ アートという新ブランドの一本。刺繍やイラストが得意なKendaiさんのアートがクール」。
名門ローファーで魅せるトラッドな足元
トラッド感を味付けするタッセルローファー。チョイスしたブランドは、名門ジーエイチバス。「白ソックスと合わせて、時代性とクラシカルさを両立しました」。 [PROFILE]たねいちあきら●東京・下町出身の都市と自然を縦横無尽に行き来する旅男。現在は、フリープランナーとしてさまざまなモノ・コトを仕掛ける業界のキーパーソンに。ファッションや旅、グルメなどのとっておき情報が投稿されるインスタグラムも要チェック! 山本 大=写真 髙村将司=編集・文
OCEANS編集部