ファミマのクリスマス、68商品でコスパとタイパの2つのニーズに対応
ファミリーマートは11月8日、クリスマスシーズン向けの商品ラインアップに関する発表会を開催した。 【画像】マーケティング本部 メディア&プロモーション改革推進部 部長の橋本剛氏 マーケティング本部 メディア&プロモーション改革推進部 部長の橋本剛氏は、2024年のクリスマスの消費傾向について2つのポイントがあると指摘。1つは物価高騰の影響が続いていることで、節約志向が高まり、外食派よりも自宅派でその傾向が強まると見ている。 もう1つは24日(火)と25日(水)が平日になっていることで、自宅で過ごす人が増える見込み。ただ、そうした中でも「自分で作れないものを食べたい」「料理するのが面倒」という人も多く、タイパを重視しながらも、おいしいものを食べたいというニーズがあるとする。 こうした背景から、同社では物価高に対してはコスパ、平日クリスマスに対してはタイパを意識したラインアップ作りを行ない、全68種類の商品を取り揃えているという。 ケーキについては、さまざまなニーズに応えられるように20種類以上の商品を2000円台~4000円台と幅を持たせたレンジで用意。対象5品については、12月1日9時までの予約で最大500円相当が割引やポイントバックの形で還元される。チキンについてもWeb予約で150円分のポイントバックを受けられたり、2Lのドリンクの無料引換券がもらえるキャンペーンも行なわれている。 また、同社では、コスパ重視の節約派向けや、タイパ重視の贅沢派など、組み合わせ方次第でニーズにあわせてカスタマイズできる柔軟性の高さを“アレンジクリスマス”として提案。ペットも飼い主も一緒に食べられるケーキや惣菜、卵・乳・小麦を使わないケーキといった商品も取り揃える。 受け渡し期間は12月20日~25日となっており、平日は忙しいという人は、クリスマス前の週末に一足早くパーティーで盛り上がることもできる。ちなみに、12個のうち2個にわさびが大量(約3g)に入っている「ドキドキ手まり寿司」(1280円)といった一風変わったパーティー向けの商品も用意されている。
グルメ Watch,編集部:湯野康隆