【MLB】Rソックスがコーラ監督と契約延長 3年2175万ドルとの報道 カウンセル監督に続く高額契約
日本時間7月25日、レッドソックスはアレックス・コーラ監督と新たなに3年契約を結んだことを発表した。契約期間は2025年から2027年までで、年俸は「700万ドル以上」と報じられている。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のバスター・オルニー記者は「3年2175万ドル前後」と報じた。昨季終了後、カブスはブリュワーズとの契約が満了したクレイグ・カウンセル監督と5年4000万ドルとも言われる大型契約を結んでおり、コーラ監督はそれに続く高額契約を手にしたことに。コーラ監督は「ここが私のホームだ」と喜んだ。 現在48歳のコーラ監督は2018年に3年契約でレッドソックスの監督に就任。就任1年目にレギュラーシーズン108勝をマークし、ワールドシリーズ制覇も成し遂げたが、アストロズのコーチ時代に不正なサイン盗みに関与していたことが明らかになり、2020年1月に辞任した。1年間の空白期間を経て、2021年から再びレッドソックスの指揮を執っており、今季が契約最終年。今季からフロントオフィスのトップがクレイグ・ブレスローに変わったため、コーラ監督の去就も不透明になっていたが、ブレスローはコーラ監督と良好な関係を築いており、来季以降もチームの指揮を任せることを決めた。 過去2年間、ア・リーグ東地区の最下位に沈んでいたレッドソックスだが、タナー・ハウク、カッター・クロフォード、ジャレン・デュランといったコーラ監督が辛抱強く使い続けてきた選手たちがブレイクのときを迎え、今季はポストシーズン進出を狙える位置につけている。ブレスローはそうしたコーラ監督の手腕を高く評価しており、コーラ監督が英語とスペイン語のバイリンガルである点もチームにとって大きなプラスになると判断したようだ。 「クレイグとは少し前から話をしていたんだ」とコーラ監督。「私の望みは2つだった。1つは勝ちたいということ。もう1つは家族のために安全が欲しかったということ。そして今、私たちはその両方を手に入れることができた」と契約延長を喜んだ。