ポルシェのベストセラーモデル、新型「ポルシェ マカン」正式発表 その衝撃的な内容とは?
ポルシェ マカン。デビュー以来、世界で80万台以上を販売して、いよいよ第2世代へと生まれ変わった。最初のデリバリーは、2024年後半から販売店に届く予定だ。
ポルシェが初代「マカン」を発表してから10年。このSUVは、ポルシェに乗りたいが、SUVの利便性も捨てがたい、という人たちのためのモデルである。
ポルシェは価格についてもすでに発表している。ドイツにおける「マカン4」のエントリーレベル価格は83,993ユーロ(約1,340万円)、マカン ターボは最低でも114,576ユーロ(約1,830万円)となる。上記の価格には付加価値税が含まれている。
デザイン面では、ポルシェはマカンSUVの典型的な高い外観とタイカン(またはミッション-e)のデザイン要素を組み合わせており、フロントエプロンは下部のエアインテークに同じ要素を利用している。
ボンネットはさらに下方に伸び、アッパーヘッドライトも多かれ少なかれタイカンから受け継いでいる。主な違いは、メインヘッドライトがさらに下方に移動したこと(オプションでマトリクスLEDテクノロジーを採用可能)で、フラットなアッパーライトの4点式デザインはデイタイムランニングライトにのみ使用される。
新型マカンのクーペのようなルーフライン
「911」を彷彿とさせるクラシカルなウィンドスクリーンの掃き出し(フライライン)は、サイドラインでは必見だ。また、「マカン」のルーフラインがよりフラットで傾斜しており、SUVのクーペのようになっていることも目立つ。しかし、これはトランク容量を損なうものではない。ドアのフレームレスウィンドウがクーペの雰囲気を醸し出している。
フェイスリフト以来、リアライトは連続したライトエレメントでつながっており、新世代もそれは変わらない。しかし、新型「マカン」ではリアライトのデザインが一新されたため、この接続部分が後付けで作られたようには見えなくなったというメリットがある。
新型「マカン」はまた大きく成長し、全長はほぼ9センチ、全幅は1.5センチ大きくなった。高さだけはほとんど変わっておらず、わずか2ミリ増である。サイズが大きくなったことで、ポルシェはマカンに大径ホイールを装着することが可能になった。これまでは21インチが最大サイズだったが、ミックスタイヤを装着した22インチホイールの装着が可能になった。