名古屋市・河村市長が定例会見10月18日(全文1)ルック名古屋と言わないかん
減税によって可処分所得が増える
ぐっと伸びて下りますけど、これは、今、この注で書いておりましたけど、これ、まだTwitterには入っておりませんけど、これも入れ直しますけど、こんな政令都市って税収が伸びるのかと思わんように。これはいわゆる教員の皆さまの分が2%、市に税源移譲されまして、そのお金が入っております。外してもいいんだけど、そうするとまたややこしくなるもんで。いうことで、それが入っておりますので。前の、この30年以上からすると2%分、引かないかんですけど、こういう状況でございまして。 何が言いたいかといいますと、名古屋は減税していますかね、毎年。100億。減税しておると税収がすごくなくなるんじゃないの? 減税って税収をすごく少なくすることでしょういうことですよ。毎年100億。100万世帯ですから全世帯にわたりますと1万円。全家族についてです。年間1万円ずつ減税しております。日本中で名古屋だけと。 減税しますと税収が少なくなって福祉が悪くなるんじゃないのかというのが従来の考え方で、なぜ今これを言うかというと、やっているじゃないですか、今、国政で。あした、告示だと思いますけど。盛んに。減税、減税いうて。今になって減税だけ言っとると。これ、なんですかということです。名古屋で明らかになりましたように、全部、減税のためとは申しませんけれども、減税しますと実は税収って増えるんですよ。可処分所得を増やしますから。年間1万円ですけど全世帯に渡ってね。それでカレーのココイチでカレー食ったり、それからコメダ珈琲であんこのモーニングサービス食ったり、みんなするわけです。
経済が上向きになって税収が増える
そういうことで経済というのは上向きになりまして、それで税収が増えるということを証明した証明書類ですわ、これは。今のところないと思いますね、こういう筋がきちっと出てくるのは。ということで日本一、今の国の政治は名古屋を見て、ルック名古屋と言わないかんですわ、本当に。現実ですから、これは。現実ということでございます。 5%減税いうのは当初の税率で5%で、今言いましたように2%税源移譲されましたので、だで、率だけで、あれでいきますと5%よりちょっと下がってますけど、ややこしくなりますので、今のやつを使ってもいいですけど、いずれの表現においても正しいということでございます。こんな努力をさせていただいておりますと。減税というのはやっぱり庶民の懐を温めるもんだと。仁徳天皇も言ってるじゃないかという話ですわ。 ついでに言っておきますと、矢野次官が今ご発言されとりますんで、この話はたぶん相当話題になっとると思いますけど、矢野次官は、大学の後輩もありまして仲良うさせていただきまして、今でもよう電話しますけど、非常に彼は財政均衡論者というか、そういうことでございまして。かつて国会議員、衆議院のときに、僕は、それはいわゆる国債って借金じゃないんじゃないの? いうて、民間にたくさん金があるんだからいって言っとったら、河村さん、そういうことを言っとると、河村先輩はそういうことを言うと総理になれませんよいうて言われましたけどね。いうことで。 今ちょっとなんか本でも出そうかなと。なんで言うことがそれほど違うんだろうかと。そりゃあ財政の最高責任者である財務事務次官がですね。それはもうとにかく借金が増えていっ、ワニの口だと、孫子の代に苦しみを残すと言っとる人もあれば、河村さんみたいに違うと言っとる人もあるから、なんで違うのかということを出したいと思いますけど。要するに、単純に言えばあれは、何遍も言ってますけど、日本国政府についての借金です、分かりやすく言えば。いわば借金。だから日本国と違うんです、それは。名古屋市でもそうです。名古屋市、だいたい全会計で2兆円ありますけど、水道や交通も入れて。だけど名古屋市全体の経済規模は13兆ある。だから総務部ですね、政府部門というのは。総務部だけのことを言っとるということでございますが、問題は、皆さんのマスコミ各社においても総務部の人を見てくださいよいう、会社の。そんなもん、秘書課、総務部というのは金もうけするわけありませんから、その人たちは。ですから、それは赤字になるんですよ。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が定例会見10月18日 全文2へ続く