日本の折り紙に着想を得て造られた「ORU KAYAK」（オルカヤック）

海、湖、川も遊び尽くしたいアウトドアファンに、カヤックという選択肢があります。「ORU KAYAK（オルカヤック）」は、「ギアの持ち運びが大変でちょっとハードルが高いかな」というアウトドアフリークの不安を解消してくれる、折り畳み式のカヤックです。 【写真】折り紙のように組み立てるカヤックの魅力を見る（全6枚） オルカヤックは、アメリカ・サンフランシスコで生まれたフォールディングカヤックブランド。独自のアイデアで生み出したそのプロダクトは、世界中でファンを集め、評価されています。

ORU＝折る！　シンプルな組み立てで取り扱いがラク

ネーミングにもある「ORU（オル）」は何を隠そう、日本の折り紙に着想を得たもの。ですからORU KAYAKは、折り紙を折るように形状を整え、使うことができるのです。 携行時にはボックス形状。それを広げて、手順通りに折って組み立てていくと、カヤックが完成します。フレームは一切なく、まさに折り紙のような、組み立てのシンプルさを極めたカヤックなのです。

10年の開発期間で完成した高強度素材は障害物との接触でも平気

水上を航行するレジャーですから、カヤック本体の強度や耐久性も気になるところ。ORU KAYAKは、約10年をかけて開発したという独自素材「OruPlast（オルプラスト）」が、高強度を実現しています。 カヤックでは、障害物にぶつかることも、水位の浅い位置の岩の上をすべることも想定されますが、OruPlastはこうした状況にも十分な耐久性を発揮します。素材の耐久テストで2万回折り曲げても壊れないという強度を確認しています。 さらにUV処理も施しているので、紫外線の強い屋外環境でも、長期間使い続けることができるのです。

最軽量のビギナーモデルは組み立て時間もたった1分

ラインアップは、使用状況や使用者のレベルに応じて3タイプ。「LAKE（レイク）」は、ラインアップ中最軽量の重量約7.7㎏というコンパクトモデルで、波や流れが穏やかな水域で使用できる、ビギナー向け。慣れれば、わずか1～3分で組み立てられます。

推進力があり水上を駆る爽快感が魅力

「BEACH LT（ビーチ LT）」も、波や流れが穏やかな水域で使用できるモデル。こちらはコックピットが広くて乗り降りがしやすく、安定感と推進力を併せ持ちます。ビギナー向けモデルですが、バランス力のあるビギナー向けと言えるカヤックです。

上級者も満足のハイパフォーマンス＆ツーリングモデル

「COAST XT（コースト XT）」は、ORU KAYAKのフラッグシップモデル。中級～上級者向けのパフォーマンスタイプで、穏やかな波のある水域でも楽しめるツーリングカヤックです。 全長493cmはラインアップ中最長。そして、ラインアップのなかで最も速度を出せるモデルです。自分のレベルや使用状況に応じたモデルを使いこなせば、カヤックをとても気軽に楽しめます。 ボックス状にしたときのサイズは飛行機の手荷物として預けられるレベル。海外や離島に持って行って楽しめるのも、ORU KAYAKの魅力なのです。