テレビを見ながら簡単「床バレエ」。垂れて長くなった老け尻を美尻に復活!【40代・50代の骨盤を整える「床バレエ」⑩】
\ NG / 膝を伸ばしたときに体を支えようとして重心が前にずれてしまうと、肩に負担がかかってしまう。体幹に力を入れてお腹を軸に脚を伸ばそう。
お尻のインナーマッスルを鍛える
【プチヒップアップ】 骨盤の位置を変えずに脚を動かす。大きく動かすよりも小さく小刻みに動かすことでお尻のインナーマッスルを鍛えることができ、お尻の引き締め効果がアップ。
1.左膝を上げる 1度、肩の真下にひじ、腰の真下に膝がくるようによつんばいになったら、左ひざを高く上げて、かかとを突き出す。
2.左脚を上下に小さく動かす 左脚は膝を曲げたままかかとを天井に向かって上げるように、左脚を小さく上げ下げする。10回行なったら反対側も同様に。
「脚を動かすときに腰が反らないように注意しましょう。また脚を上げたときにお尻にギュッと力を入れて硬くしてしまうと、インナーマッスルが使えません。お尻はいつも柔らかくを心がけて。ちょっとツラくても、脚はゆっくり優雅に動かしてくださいね!」
【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評。 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/山本美和