【ジオラマ】かわいいクジラの絵が“まさかの姿”に……? 圧倒的クオリティーのジオラマが「大迫力!」と話題 どんでん返しも
かわいいクジラのイラストを見ながら作った造形作品の姿が……!? まさかの展開を見せるジオラマ制作動画がYouTubeに投稿されました。そのすばらしいクオリティーが反響を呼び、記事執筆時点で30万回以上表示され、2万8000件の“いいね”を集めています。 【画像】完成したジオラマ
かわいいクジラのラフスケッチから作業を開始
動画を投稿したのは、水生生物とタラソフォビア(海洋恐怖症)をテーマにしたジオラマ作りの動画を公開しているYouTubeチャンネル「Thalasso hobbyer たらそほびや」。以前は無限に続くプールのジオラマも話題になりました。 今回の動画は、ラフスケッチを描くところから始まります。「わたしは造形よりもイラストのほうが得意です」として描いたのは、王冠を頭に乗せたなんともかわいらしいクジラ。しかし、まがまがしいクリーチャーの造形が得意なたらそほびやさんらしからぬテイストです。
クジラには目が4つ……?
ともかくも、自筆のイラストを見ながら造形を開始。まず、クジラの体をイメージしてウエーブさせた太い針金の骨格に丸めたアルミホイルで肉付けし、そこへ紙粘土を貼り付けていきます。 表面にはオーブン粘土(オーブンで焼くと硬化する粘土)を貼り、全体のフォルムをざっくり整えたところで、光ファイバーケーブルを使って目を光らせる仕組みを作成します。 光ファイバーケーブルは折り曲げ加工しますが、そのままだと作品を焼成するときに元に戻る可能性があるので、同じように折り曲げ加工した針金を沿わせて固定します。 加工を終えた4本の光ファイバーケーブルはクジラに埋め込みます。なぜ4本かというと、このクジラには実は目が4つあるからです。そういえば、このチャンネルは海洋恐怖症をテーマにしてるんだった……!
見事なディテールを作り出す精緻な作業
繊細な作業でトゲトゲや鋭い牙のディテールが作り込まれてくると、まがまがしい姿が現れてきます。 クジラの造形ができてきたところで、木材を組み合わせて作ったベースにオーブン粘土を貼り付け、そこへ石積みやれんが壁、建物の装飾などのディテールを造形していきます。 出来上がったのは石垣の上に城の尖塔が建っているもの。尖塔の一部は損壊しており、全体は石垣ごと斜めに傾いています。その他にも、いくつかの斜めに傾いた建造物を作成して着色。一方、クジラのほうも着色します。 さらに、クジラの目につながるファイバーケーブルの端は背中のあたりに露出させて赤いフィルムを貼ります。すると、背中に光を当てることで目が赤く光るようになりました。