日大が記者会見 前理事長逮捕受け(全文6完)このままでは社会から取り残されてしまう
日本大学の加藤直人理事長兼学長らは10日午後6時から記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「前理事長とは永遠に決別」日本大学が会見(2021年12月10日)」の中継開始時間に対応しております。 【動画】「前理事長とは永遠に決別」日本大学が会見(2021年12月10日) ◇ ◇
田中氏にどんな言葉を掛けたいか
司会:それではただ今、予定時刻の20時を過ぎましたが、まだご質問のある方、おいででしたらお受けしたいと思います。ただ、先ほどお1人2問とさせていただきましたけれども、1問ということでほかにも手をあげている方はおいでですので、お願いしたいと思います。では真ん中の最前列の方、お願いします。 朝日新聞:朝日新聞の【カマタ 02:07:09】です。加藤さんはアメフト部の部長もされていて、1年ということでしたけれども、田中さんと、理事長と学長という関係でお付き合いがあって、恫喝されたことはなくて、むしろ加藤さんには敬語で田中さんのほうからお話しされていたことがご説明でありました。 こういうふうに日大を、こういう事態に招いた田中さんに対して、加藤さんからどういうふうに言葉を掛けたいですか。あるとしたら、なんてことをしてくれたんだっていうのがあると思いますし、あるいは加藤さんからしたら、いや、大変、13年間お疲れさまでした、お世話になりましたっていう感じなのか、その辺り、ちょっと加藤さんの言葉でお話しいただけますか。 加藤:1つは、今、最初に。私は一番最初に冒頭でお話しした、130年、日本大学、以上の歴史がございます。その大学の歴史に対して、大変大きな汚点を残す結果になったということに対して本当に、先輩たちに申し訳ないということもありますし、単に、なんてことをしてくれたんだというような思いが第一です。それが、私がちょっと、掛けたい言葉ですね。
加藤氏にとってはビジネスパートナーだった?
朝日新聞:逆に13年間理事長を務められてきて、加藤さんはどういうふうに思ってらっしゃる? 加藤:13年間、田中理事長に相談しながら教学運営、全部やってきたわけじゃありませんけれども、少しずつ学長の補助をしてきたこともありますし、やってきたことがありますけれども。なんと言ったらいいですかね。業務においてはやはり、1つ、いろいろな理事長の、特にお金ですけれども、お金をいただくような、つまり新しい事業を起こすには、国際的な施設をつくるにしても、いろんな面にしても、許可をいただきながらやってきたので、そういった面においては13年間、全て13年間、私一緒だったわけではありませんけれども、さっきもちょっと言いましたけども、ビジネスのパートナーというか、そういう形でいたなという、そういう感覚はあります。 朝日新聞:最後のところ、聞こえなかったのでもう一度はっきりと。 加藤:ビジネスパートナーでいた、というふうには認識します。 朝日新聞:加藤さんにとってのビジネスパートナーだったという。 加藤:ビジネスパートナーという言葉が、なんて言うんですかね。つまり教学と経営面で、2つ分かれていますけれども、ここ1年間は基本的には理事長と私の学長としての立場では、なんて言うんでしょうか、理事長と相談しながらやってきた。その前までは、もちろん僕はそういう立場にはなかったので、ただ副学長でいたときもありますので、そういうときは学長に相談し、学長と一緒に、また理事長と相談しながら、いろいろな予算を獲得してきたりした。そういうことがありますので。そういう意味の関係はありました。 朝日新聞:加藤さんにとっては、信頼できる大学トップだったっていうこと? 加藤:そういう面においてはですね。ただ、ほかの面においては、私はあまり具体的なところは接していなかったので、その辺のところはよく分かりませんけれども。基本的には教学面と経営面との関係というのが1つですね。