日大が記者会見 前理事長逮捕受け(全文6完)このままでは社会から取り残されてしまう
信頼できるトップがこういう事態を引き起こしたということか
朝日新聞:加藤さんにとっては信頼できる、そういう面では信頼できるトップだったけれども、こういう事態を引き起こしてっていう。 加藤:ただ、今、考えてみると、今ですよ。今、考えてみると、そういったことは、とんでもないことをやはりやっていたということが分かりましたし。この背任行為があって、初めてそういう、なんて言うんでしょうか、井ノ口みたいなのが入り込んでいたっていうことに対しても大変憤りを感じているところでございます。その母体として、そういう理事長が、そういう存在だったのかというのが分かりましたので、そういった点では、ちょっと、やはり考え直さなきゃいけないなとは思います。 朝日新聞:【*************02:11:50】。 司会:そのほかの方から、いただきたいと思います。それでは一番向こうの列の、前から4番目の方。
どのようなことを独断で決めていたのか
しんぶん赤旗:しんぶん赤旗の【ハンダ 02:12:05】と申します。先ほど、前理事長が、ある程度独断で決めることもあったというふうにおっしゃいましたけれども、ちょっとお答えにくいかもしれませんが、具体的にどのようなことを独断で決めることがあったのか。人事、予算、教学関係いろいろあると思いますけれども、どのようなことを田中前理事長が独断で決めることがあったのかお答えください。 加藤:これはどこで発言、どういうところで発言いたしましたでしょうか。私、あまり言った記憶がないんですが。独断。 しんぶん赤旗:ある程度っていうふうに。 加藤:ある程度独断って言ったんですか。基本的には、教学方面ではないよね。独断で決めることはまずあり得ないことなので、私自身が知り得ていることについては独断で決めることはほぼなかったというふうには思いますけど。教学というのは、教育、研究、そして学生支援、就職を含めた、私はその担当ですので、理事長が独断で決めたっていうことは、おそらくなかったかというふうに思いますので。すいません。そう申し上げたんでしたら、ちょっと私の発言が足りなかったところだと思います。管理部門についてはちょっと私、よく分かりませんので、その辺についてはお答えすることはできません。 司会:そのほかにご質問のある方、お願いします。それでは4列目の、後ろで手をあげている方。