600トンの水抜かれてもへっちゃらアザラシ 愛嬌振りまくミナミアフリカオットセイ 鳥羽水族館で大掃除
ミナミアフリカオットセイの「ドンくん」=鳥羽水族館(三重テレビ放送)
そろそろ年末の大掃除に取りかかる人もいると思います。三重県鳥羽市にある鳥羽水族館では19日、アシカやアザラシなどが飼育されている大水槽の大掃除が行われました。 大水槽からは約600トンの水が抜かれ、飼育員らは高圧洗浄機やデッキブラシを使って、コケや水あかなどを丁寧に洗い流していました。 アザラシは床に寝転がって飼育員の様子を眺めていましたが、ミナミアフリカオットセイの「ドン」くんだけは訪れる人たちに興味津々で、行ったり来たりして愛嬌を振りまいていました。 水族館を訪れた人は「大水槽の大掃除を見るのが初めてなので新鮮」と見入っていました。 鳥羽水族館の山路彩恵学芸員は「新年からすがすがしい気持ちで鳥羽水族館の水槽を見てほしい」と話していました。 鳥羽水族館は年末年始も休まず営業するということです。