バルセロナ監督フリック、審判への抗議でアトレティコ戦含め2試合のベンチ入り禁止処分…クラブは上訴する意向
スペインフットボール連盟(RFEF)の規律委員会は11日、バルセロナのハンジ・フリック監督に2試合のベンチ入り禁止処分を科している。 フリック監督は7日のラ・リーガ第15節、敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦(2-2)で、MFフレンキー・デ・ヨングがFWヴィトール・ロケを倒してPK判定となった際に、審判に対する抗議を行ったことで退席処分を命じられていた。 フリック監督は試合後、「私は誰にも何も言っていない。あれは自分に向けたリアクションだった」と訴えていたが、RFEFの規律委員会は今後2試合のベンチ入り禁止処分を科した。これによりドイツ人指揮官は、15日のラ・リーガ第16節レガネス戦、そして21日の第17節アトレティコ・デ・マドリード戦と、どちらもモンジュイックで行われる2試合でテクニカルエリアに立てなくなる。とりわけ、勢いに乗るアトレティコとの試合は優勝争いを左右する戦いとなるだけに、大きな痛手となりそうだ。 なおバルセロナはこの処分を不服として、上訴を行う方針だ。