ライアン・ガルシア「パッキャオはラウンド数が足りなかった。自分は8Rあれば間違いなく仕留められる」と安保瑠輝也撃破に自信【RIZIN DECADE】
RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するライアン・ガルシア(アメリカ/ゴールデンボーイ・プロモーションズ)が12月3日、都内で行われた同大会の追加カード発表会見にアメリカからリモートで参加した。 ガルシアは安保瑠輝也(MFL team CLUB es)とRIZINスタンディングバウトルールで2分8R(69.4kg)のスペシャルエキシビジョンマッチで対戦することが発表されている。 当初は来日し会見に出席の予定だったのだがコンディションを優先し、リモートでの会見となった。会見に出席の予定だった安保は寝坊で途中から電話での出席となった。 ガルシアは安保について「彼のほうが大きいことを踏まえた上で自分のスキル、技、ボクシングに対する覚悟というものが試合には大きく影響すると思う。技術がいろいろなものを支配すると思う。体の大きさだけで勝てるものではない」、2分8Rという試合形式については「2分で戦うことは恐らくぺースが速くなると想定される。8Rやるといいことは安保選手にとってのテストになると思う。キックボクシングではそういったラウンドで戦っていない。彼にとってはチャレンジになると思う。私はアマ以来、2分では戦っていない。戦い方が変わるのは私にとっては自分もチャレンジしていかないといけない」などと語った。
そもそも安保のボクシングの技術については「非常に爆発力があってアグレッシブ。ただ穴はある。自分の経験があればその穴をどんどん広げられる。パッキャオ戦でも、安保選手は打撃を繰り出す際にたくさんのスキがあった。パッキャオ自身もやれることはたくさんあったと思う。自分はそこは見逃さずに仕留めに行きたい」と評価。 パッキャオが技術で安保を制することができなかったことについては「パッキャオ選手はスキルは持っていたが、ただ単にラウンド数が足りなかったのではないかと思う。試合後半には安保選手に結構大きなパンチを当てていた。安保選手は3Rに関しては手首のスナップもなければ、その前のラウンドまでのパワーもないように感じた。なので、若くてああいう爆発力がある選手に対抗するはもう少し時間が必要だと思う。どんな選手であれ、1、2Rは勢いがあって素晴らしいパフォーマンスができる」と3Rという短いラウンド数に問題があったとの見立て。そのうえで自分は「8Rあれば間違いなく仕留められると思う」と断言。そして「もう一つ忘れてはいけないのは、自分も若いので、彼が前回のように最初から爆発して向かってくるのなら驚くことになるんじゃないかと思う。パッキャオ選手は年齢もいっているし、リアクションタイムに衰えもある。安保選手がパッキャオ戦で使った戦法、初っ端から来るということを考えているならとんでもない勘違いにぶち当たると思う」とも語った。
【関連記事】
- ライアン・ガルシア「パッキャオはラウンド数が足りなかった。自分は8Rあれば間違いなく仕留められる」と安保瑠輝也撃破に自信【RIZIN DECADE】
- 来日拒否のガルシアが寝坊の安保瑠輝也に「身のほどを知れ」、安保は「急に真面目ぶるな」【RIZIN DECADE】
- 終始上から目線のガルシアに安保瑠輝也「勝てる。結果で証明して安保瑠輝也という名前を世界にとどろかせる」【RIZIN DECADE】
- 安保瑠輝也vsライアン・ガルシアを正式発表。2分8R、-69.4kgで対戦。さらなる詳細は来週にアメリカで会見【RIZIN】
- 桜庭和志の長男・大世のプロデビュー戦の相手を務める矢地祐介「桜庭さん陣営からの指名らしい。なめてんのか?」【RIZIN】