ロイヤルきっての美男美女揃い!「ギリシャ王室」を総ざらい【前編】
2024年5月に、佳子内親王殿下が公式訪問したことで注目を集めたギリシャとギリシャのロイヤルファミリー。1974年に君主制が廃止されたため、他国のロイヤルに比べその活動や生活ぶりが報じられることは少ないものの、パウロス王太子とマリー=シャンタル王太子妃、その5人の子どもを中心に、セレブ顔負けの華やかなメンバーがずらり。そのプロフィールをご紹介します。 【写真】世界のロイヤルが披露した結婚式のおしゃれゲストスタイル
コンスタンティノス2世&アンナ=マリア王妃
ギリシャ王国の最後の国王であった、故コンスタンティノス2世と妻のアンナ=マリア王妃の若かりし頃。コンスタンティノス2世はわずか23歳で王位に就いたものの、1967年に軍事独裁政権がクーデターを起こしたため、数年で国外逃亡を余儀なくされることに。コンスタンティノス2世はスペインのソフィア王妃の弟であり、またイギリスの故フィリップ王配の従甥であることから、両王室とは密接なつながりがあります。
アンナ=マリア王妃
19世紀にデンマーク王室より新国王を迎えたため、ギリシャ王室のメンバーのほとんどが「ティス・エラザス・ケ・ザニアス」(ギリシャおよびデンマークの王子・王女、の意味)の称号を持っています。またアンナ=マリア王妃(右)はデンマークのマルグレーテ2世(左)の妹であり、デンマークとは親密な関係にあります。写真は2023年、スウェーデンのカール・グスタフ国王の即位50周年記念式典での仲睦まじい姉妹ショット。
パウロス王太子&マリー=シャンタル王太子妃
コンスタンティノス2世夫妻の長男で、現在ギリシャ王室の第9代当主であるパウロス王太子と妻のマリー=シャンタル王太子妃。マリー=シャンタル王太子妃は、アメリカのDFSグループの創業者である大富豪、ロバート・W・ミラーの娘で、絵本作家、イラストレーター、子供服のデザイナーという多彩な顔を持つ女性。2019年にはエチケット本「Manners Begin at Breakfast」を発表しました。
マリア=オリンピア王女
夫妻の長女であるマリア=オリンピア(写真右) は、モデル、ファッショニスタとして有名。2018年の英国ユージェニー王女の結婚式に参列した際には、そのエレモードなゲストスタイルと美しさが注目を集めました。