リヴァプール、アデイェミ獲得へ約81億円を準備か…サラーの“後釜”に検討?
リヴァプールがドルトムント所属のドイツ代表FWカリム・アデイェミに関心を寄せているようだ。3日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。 2002年1月18日生まれで現在22歳のアデイェミは、2018年夏に加入したザルツブルクで頭角を表し、2021-22シーズンには公式戦44試合の出場で23ゴール9アシストをマーク。その活躍が高く評価され、2022年夏にはドルトムントと5年契約を締結した。同クラブではセンターフォワード(CF)や左右のウイング(WG)を務め、ここまで公式戦通算74試合の出場で19ゴール13アシストを記録している。 在籍3年目の今シーズンもチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のセルティック戦でハットトリックを達成するなど存在感を放っているアデイェミ。今夏にはユヴェントスやチェルシーからの関心が明らかになったものの、2027年6月末まで契約を残すドルトムントに残留することとなった。 しかし、そんなアデイェミに再び移籍の可能性が浮上しているようだ。この度『ビルト』が報じたところによると、リヴァプールが同選手に具体的な関心を寄せており、ユルゲン・クロップ前監督が率いていた当時から複数回に渡ってスカウトを派遣しているという。エジプト代表FWモハメド・サラーとの現行契約が来夏で満了となる同クラブは、アデイェミを“後釜”に据えることを検討しており、獲得資金として5000万ユーロ(約81億円)程度を準備していると報じられている。 なお、リヴァプールはサラーとの契約延長に向けた動きも見せているとのこと。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はポッドキャスト『Debrief』に主演した際に「アルネ・スロットは彼にとても満足しており、クラブも彼を引き留めたいと思っている。現時点では、今後数カ月以内にサラーとリヴァプールの間で行われる話し合いにかかっている」とコメント。また、サラー本人が契約延長を望んでいるとも伝えられている。
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