カジノ誘致反対 「ハマのドン」藤木氏が会見(全文2完)山下ふ頭にはおやじやおやじの友達がいた
ストライキがなくて、料金が安くて、仕事が早い
いや、だってアメリカのニューヨークで、東海岸でストライキがありますと大統領から委員長に電話があるんですよ、ストライキやめてくださいって。もう果物がみんな埠頭で腐っちゃってると。これじゃあもう大変なことになると。委員長、ね、もうチェアマン頼むぞって言うと、チェアマンなんて言うんですか。シャラップで、それで切っちゃうんだから、ばたって。そういう国なんですよ。私がロンドン行ったときも、やっぱりロンドンでストライキが起きました。私の目の前で、今からストライキっつったら全英がストライキやりました。オーストラリアなんか年がら年中ストライキ。 ストライキがなくて、料金が安くて、仕事が早くて、こんな夢みたいな港はどこだって、日本だけなんです。これは少し甘やかし過ぎです。だから日本はどこ行っても、港は点数がいい。私なんかどこ行っても大事にしてもらえるのは、やはり経営者と労働組合が、いや、僕らは経営者と思ってませんからね。経営者は内閣の官邸だと思っていますよ。官邸がだらしないだけですよ。だから野党がああやって毎日飯食ってられるんだ。政治の話になると、もう1時間ぐらいしゃべんなきゃいけないんだ、俺は。とにかく今の、本当のお答えになってませんけど、そんなことで勘弁してください。過激になってきちゃう。
菅政権および菅総理の評価は
司会:(英語)。最後に藤木さん、ではもうこれで終わりますが、ぜひ藤木さんの菅政権に対する評価を最後、菅さんに対する評価ですね。それこそ横浜市議会議員のころから、あるいは小此木さんの秘書のころからもうずっとご存じだと思いますけれども、その菅さんを見てきて、今ここでコロナにこのように苦しんでいるわけですよね。それでもしかすると総理の器ではなかったんじゃないかっていうふうに思っている方も増えているわけなんですが、藤木さんの菅政権および菅総理の評価を最後に伺えればと思います。 藤木:政界は、日本の政界はもう完全な病気です、全員が。どういう病気かっていうと世襲病。もう世襲していますね。だから生まれたら、もうおじいさんが県議会議長をやってた、で、親が国会議員やってた、自分がのほほんって、気が付いたら後援会の人に推されて、自分にいつの間にかバッジが着いてたと、そういう議員ばかりなんですよ。だから菅くんなんかの場合はまったく異色で、要するに草履取りが総理大臣になったわけですからね、やっぱり偉いですよ。ずいぶん我慢したんですよ。だから我慢の塊っていうか、私に言わせればジェラシーの塊ですけどね。もうそういうようなことで、やはりどっか、みんな、どっか違うなっていう印象は皆さんお受けになると思う。 とにかく横浜の市会議員が、自民党の連中がカジノやろうやろうって。もう弊害が分かっているやつがみんな、もう私の顔見るとぱっと逃げるんですよ。もう言いようがないんだ。今日は神奈川新聞の三木さん、そこにみえてるけど、私は1人1人呼んで、おまえどうなんだって。来年は地方選挙がありますからね。それで、もうおまえたち全部落とすからと。投票やるほうじゃなくて、落とす運動を、皆さん見ててください、横浜でやりますから。あいつには票を入れるなって。それでリストを発表しますから。もう、そうしなきゃかわいそうですよ。月給だけは、もうほかの市の倍も持っていくんだから。お金はどうでもいいけど。