カジノ誘致反対 「ハマのドン」藤木氏が会見(全文2完)山下ふ頭にはおやじやおやじの友達がいた
「ハマのドン」と呼ばれる横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長は3日午前、東京都千代田区の外国特派員協会で記者会見を開いた。 【動画】横浜市カジノ誘致に反対 「ハマのドン」藤木氏が会見(2021年8月3日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「横浜市カジノ誘致に反対 「ハマのドン」藤木氏が会見(2021年8月3日)」に対応しております。 ◇ ◇
横浜でカジノはやらせません
藤木:ですから、もう結論から言えば、誰が市長になろうとカジノはやらせません、港では。ただ、どっか横浜の端っこの端っこの端っこでほそぼそとやりますというならばそれも良し。ただニューヨークから現在のカジノの施設、その施設を設計した人がいます。設計しただけでも20億円もらったっつってる、お金を。その人が心配して、私の知らない人だ、来てくれたんだ、私のところへ。ホワイトハウスからも来てますよ。もうみんなかわいそうなようだ。人生懸けてる人いっぱいいるんだ。だから今ここでうっかりしたこと言えないんですよ。 しかし横浜でカジノはやらせません。絶対やらせません。私は、カジノをやるときは、オープンの日に切腹して死にますから。もうだからこの間も田中康夫に、来たから、ヨーロッパじゃ一番いい死に方はどうなんだと。田中清玄のお母さんは白装束で、子供が共産党だからっていうんで、天皇陛下に申し訳ないって切腹して死んだけど、女がね、お母さんが。そういう死に方はいいのかい? って聞いて、田中康夫は、じゃあ勉強しますって言ってくれたけどね。 いずれにしても、もう私は山下ふ頭と一緒に生きてんだ。山下ふ頭には、私のおやじがあそこにいたんだ。おやじの友達がみんないたんだ。あそこで働いた人は、食べたいものは食べてない、言いたいことなんか言ってない、着たいものなんか着てないですよ。そんで港づくりで働いて今の横浜港をつくった人たちだ。そういう連中にあそこで、ワインだかリキュールだか知らないけど、そういうの飲みながら大金使って人を泣かせるようなことをやらせるわけないじゃないの。もうこれ、カジノはどうですかって聞くほうがおかしいよ。聞いていいんですよ、聞いていいけど。そんなことです。 司会:はい、お願いします。(英語)