小池都知事が定例会見4月22日(本文1)電力を減らす・つくる・ためる「HTT運動」を
補正予算の編成を指示
そこで、東京の経済、都民生活を下支えする対策を強化するということと、先ほど申し上げました、今できる取り組みに加えて、脱炭素化のいっそうの推進ということに向けて、都の施策をさらに充実、加速をしていくということであります。また、現下の感染状況などを踏まえまして、引き続き医療体制の、コロナのほうですね、引き続き医療体制の確保などの取り組みを充実させていく必要があるということから、こうした観点から必要な施策の具体化に向けまして、本日、補正予算の編成を指示いたしたところであります。今後、国の総合緊急対策の動向も見極めながら、具体的な内容、そして金額などを検討しまして、第2回の定例会、補正予算案として取りまとめをしてまいりたいと考えています。本日、指示をいたしました。 続いて3点目になりますが、子供向け広報を始めることについてお知らせであります。1月1日に子供政策連携室を設置するなど、都は全庁を挙げまして子供目線の取り組みを進めております。で、今日から東京都こどもホームページ、これはベータ版ですけれども、公開をいたします。新たに子供と都政をつなぐ情報、プラットフォームとして、子供が楽しみながら東京の魅力や都政への関心を高めてもらえますように作成をしたものであります。 このホームページですが、準備の段階から子供の意見、そして子供のアイデア、数多く取り込んでおります。例えば、都内の自然や文化をすごろくで巡ったりしながら、普段見ることができない都の施設の内部をバーチャルで見学できるような、そんなコンテンツも盛り込んでおります。土管の中に入り込んだり、なかなか面白くできおります。
「広報東京都」の子供版を新たに発行
それから小学生や中高生に対して、東京都の仕事とお金の使い道を分かりやすく解説した、将来のタックスペイヤーに対して予算がどうなって、どういうふうに使われているかなどを分かりやすく説明する、こども向け予算書など各局の取り組みや情報を掲載いたしております。こうしたコンテンツを通じて未来を担う子供たちに都の仕事、身近に感じてもらって、都政について興味を持って、考えてもらう、そんなきっかけにつながっていけばと、そういうふうに考えております。 このホームページをより親しみやすく、使いやすいものとしていくために、子供目線でバージョンアップをしてまいります。まずはデザインとか使い勝手などについてご意見を募集いたします。6月13日の月曜日まで、夏休み前にバージョンアップをしたいと考えていますので、6月13日まで募集をしております。どうぞ連休中、ゴールデンウィーク中にご家庭でもご覧いただいて、ここ、こうしたほうがいいのになとか、いろんなご意見を寄せていただければと思います。ぜひこのホームページの成長には皆さんの作業として携わっていただきたいというふうに思います。 これまで広く都民向けの広報紙として、新聞割り込みなどでお届けしているかと思いますが、「広報東京都」、こちらの子供版を新たに発行もいたします。主なターゲットは学校の授業で東京について学ぶ小学校の4年生。ウェブ配信と小学校、児童館での掲示を通じまして、子供たちが都政や社会について考える、そんなきっかけになればと考えております。 また、こうした子供の目線に立った取り組みを総合的に展開していくために、私が本部長となりますけれども、【子供政策総合推進本部 00:28:47】を今月末に立ち上げいたします。子供政策連携室、政策企画局、財務局が担当でして、これはもちろん横串を刺しながら進めてまいるということであります。これが子供施策についてのお知らせであります。 次にこの夏、東京で、第46回の全国高等学校総合文化祭が開催されますので、それについてお知らせをいたします。この大会は約2万人の高校生と、そして約10万人の来場者が集う、国内最大規模の高校生による芸術文化の祭典となっております。東京では初開催となって、今日でちょうど大会が100日前ということになります。新型コロナ感染防止対策の影響で活動が制限される中で、大会出場を目指します生徒さんのほか、大会運営を行う約690名の生徒さんが、大会に向けての準備を進めてこられました。 【書き起こし】小池都知事が定例会見4月22日 全文2に続く