これで実売1万以下!? DAIWAの新ハイコスパロッド「タトゥーラXT」が使いやす過ぎた!【編集部インプレッション】
令和のバスロッドスタンダードは「2ピース」!?
先述したように日本で発売されたタトゥーラXTは全モデル日本仕様。しかし、驚くのはここから!ラインナップを確認すると、なんと!1ピースが8、センターカット2ピースが17の全25アイテムとなっているのです! これまで1ロッドシリーズにつき、1ピースモデルは多くとも2ピースモデルはラインナップは少なめや、やや少なめがほとんどでした。しかしタトゥーラXTはその真逆。 2ピースモデルの番手が多く、1ピースは少なめというラインナップ。昨今ロッド技術の進化も著しく、かつて2ピースは性能が劣ると言われていた時代は過去のもの。逆に2ピースであれば持ち運びや保管、お手入れなども簡単とメリットも多いのです。 大木個人的もバスロッドはほぼ2ピース。なんとなく1ピースのロッドは折れたときにフルで交換、もしくは買い替えなのが怖くて…。でもそれ以上に最近のモデルは、2ピースであるデメリットを1度も感じたことがないのも理由でした。
使いやすっ!この価格でこのクオリティ!?
では実際にその性能は果たしてどうなのか!?ということで今回大木と編集部・フクシゲは実釣インプレッションに行って参りました。 訪れたのが千葉の大人気管理釣り場「釣りパラダイス」!個人的にネイティブフィールドのような感覚で釣りができるので大好きな釣り場です。 そして今回大木が使用したのは、ベイトモデルが662MFB、そしてスピニングモデルは642LFS。 両番手ともオカッパリ、ボート問わず全国のフィールドで使いやすいバーサタイルなモデルです。 フクシゲはベイトモデルが6102MHRB、スピニングモデルが682MLFS。両番手バーサタイルよりも1ランクパワーが強いモデル。 フクシゲ「自分はカバー打ちや小型プラグが好きなのでおあつらえの番手っスね」 実釣当日は前日からの雨で、水質はマッディ。かつローライトな状況。なので大木は662MFBにはスピナーベイトをセットし実釣開始! 画像(41枚) 組み合わせたNEWタトゥーラリールのフィーリングを確かめるため、試し投げしている最中に早速アタック!そのまま岸沿いを並行にトレースしてるとすぐにヒット! そして池の岸沿いのブレイク付近をスピナーベイトで通していくとコンスタントにヒット!さらに波動の強いスティーズアスロック(DAIWA)に変えると独壇場! 岸際だけでなく沖からも魚を引っ張ってこれました!インプレも忘れるぐらい(コラっ!)夢中になってスピナーベイトを投げまくっていたのですが、使用感に全く不満はありませんでした!むしろHPにも記載されているように、タトゥーラTWと組み合わせたバランスが非常に良かったです! そのあともミノーや高比重ノーシンカー、ノーシンカーシャッドテールなど色々なルアーを試しました。使用した662MFBはバーサタイルモデルなだけあって、中量級ルアーを幅広く使えます。 そしてベイトモデルを堪能した大木はスピニングモデルのインプレへ。 使用する番手は642LFS。ベイトモデルと同じくバーサタイルな1本で、ダウンショット、ネコリグなどのライトリグから小~中型ハードベイトに対応します。 ベイトモデルはハードベイト中心に巻き倒したので、スピニングはダウンショットからスタート。そしてボトムズル引き→時折1点シェイクで難なく1尾目をキャッチ。 さらにストレートワームのネコリグでも追加!こちらも組み合わせたタトゥーラスピニングリールとのバランスも非常に良好でした! まだまだライトリグでも釣れそうでしたが、アスロックの感触が忘れられなかったので、再度ベイトタックルに持ち替えてしまいました(オイッ!w) フクシゲも6102MHRBのヘビーバーサタイル性を活かし、チャター、スピナーベイト、高比重ノーシンカー、ロングリップのクランクベイト、ビッグベイトなど幅広いジャンルのルアーを使用。 フクシゲ「自分の中でDAIWAのヘビーバーサタイルといえば、川村光大郎さんのスティーズSCキングヴァイパーを連想するのですが、このロッドはパワーもMH且つマイルドなブランクなので巻き系を意識しました。実際にロッドの重さも特に気にならず、それ以上にタトゥーラTWとのバランスの良さを実感!リールのスペック感もロッドと非常にマッチしていましたね」 見た目によらず繊細な釣りが得意なフクシゲはスピニングモデルの682MLFSにチェンジすると一気に覚醒!スモラバ、シャッド、スモールクランク、ミノーでヒット連発! フクシゲ「やっぱりこういう釣りが好きっすね(笑)。小型のハードベイトは特に相性が良かったです。PEラインとのセッティングでもありかも」