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ジェネレーションギャップのように、日常のさまざまなシーンで意識の差を感じることはあるでしょう。それに対して「考え方が古い!」と切り捨てるも、無意識に刷り込まれた考え方には根深いものがあるようです。 ▼【早見表】年収別「手取り金額」…150万～2,000万円を50万円ずつ早分かり

男性よりも圧倒的に低い女性の正社員率…影響は平均給与にも

総務省『労働力調査2023年平均結果』によると、2023年、役員を除く雇用者は5,739万人で、そのうち正社員は3,489万人、非正規社員は1,707万人。正社員率は67.1％でした。 男女別でみていくと、男性雇用者3,029万人に対し正社員は2,262万人。女性雇用者2,709万人に対して正社員は1,268万人。正社員率は男性82.7％に対し、女性は49.8％。男性は正社員として働くのが大多数に対し、女性の場合は半々といったところです。 【年齢別正社員率】 15～24歳…52.2％/46.9％ 25～34歳…85.4％/68.6％ 35～44歳…90.7％/52.5％ 45～54歳…91.6％/45.7％ 55～64歳…74.2％/35.1％ 男女の“雇われ方”の違いは、給与にもあらわれています。 男性雇用者（平均年齢44.6歳）の平均給与は月収35.0万円、賞与も含めた年収は569.8万円です。一方、女性雇用者（平均年齢26.2歳）の平均給与は月収26.2万円、年収は399.6万円。月収で10万円強、年収で150万円強の差が生じています。 【年齢別「男女雇用者の平均給与」】 20～24歳…22.9万円/22.0万円（351.5万円/318.0万円） 25～29歳…26.7万円/24.6万円（439.3万円/381.2万円） 30～34歳…30.2万円/26.0万円（503.6万円/397.8万円） 35～39歳…33.7万円/27.0万円（564.3万円/413.5万円） 40～44歳…37.1万円/27.7万円（613.2万円/424.2万円） 45～49歳…39.6万円/28.2万円（651.2万円/437.3万円） 50～54歳…41.7万円/28.6万円（685.0万円/441.1万円） 55～59歳…42.7万円/28.2万円（698.2万円/432.6万円） 60～64歳…33.4万円/24.7万円（511.5万円/357.3万円） ※数値左より、男性雇用者の月収/女性雇用者の月収（男性雇用者の年収/女性雇用者の年収）