小池都知事が定例会見4月9日(全文2完)マスク会食徹底は当然の話
オリパラ観客上限の判断時期を遅らせる可能性は
テレビ東京:テレビ東京の吉田です、よろしくお願いします。オリンピック・パラリンピックの国内観客数の上限について今月中にも方向性を決めることになってたと思うんですけれども、まん延防止措置が適用される中でイベント制限も再び厳しくなりますが、判断の時期を後ろ倒すとか、そういう可能性についてはいかがお考えでしょうか。 小池:これにつきましては2020大会の開始の時期に、また蔓延するようなことがないためにも、また、皆さま方の活動ができるだけ自由に、ポイントを押さえながらも自由に活動できるようにするためにも、今回、非常に陽性者数が増えているところ、ここでぐっと絞っていく必要があると考えております。それによって、この間いろいろとまたご不便もお掛けするかと思いますけれども、それらについては、そのあとのワクチンが来るまでの厳しい時間であるということを皆さま方と共に共有していきたいと思っております。
宣言解除の時期は適切だったか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。今回のまん延防止等重点措置なんですけれども、緊急事態宣言が解除されてから3週間でまた適用されるというところで、今回のこのスケジュール感、どういうふうに捉えてらっしゃるかということと、結果論にはなるんですけれども、前回の緊急事態宣言の解除の時期、適切だというふうに今振り返っても思われてらっしゃるか、お願いします。 小池:ハンマー・アンド・ダンスと、よくこの感染症の拡大ということについては説明がされます。なかなかダンスの時期がなく、すぐハンマーが来てしまう。これが皆さんの、なんて言うんでしょうかね、だんだん嫌気が差すとか、そういったことにつながっていくのは、これは誰もがある意味感じているところです。ただ、これを長く続けるのは誰にとっても得策ではないわけでありまして、その辺りもよく、今回も考えながら対策のところに、検査の充実なども含めて、このあとでお伝えをしていきたいと思っております。 今回、解除されたわけでありますけれども、そのあとでまたこのような形になり、解除という言葉、2文字が伝わると、それって社会心理学的にも集団心理学的にも、非常に人々の行動に影響を与えるものだと、このように考えます。また、こういう分析なども多々あるかと思います。そういったことから他地域での解除の報道等がもたらす影響ということもありましょうし、それによって、また、それプラス変異株の流行ということもあります。いろんな要素が重なって、この時期になったかというふうに思います。じゃあラストで。