まん延防止重点措置「国に要請」 小池都知事が表明
東京都の小池百合子地は8日、都内の新型コロナウイルスの感染状況が拡大傾向にあることを受け、政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請したことを明らかにした。 【動画】東京・小池知事「まん延防止措置」を国に要請 モニタリング会議後に会見
それに先立ち開かれた都のモニタリング会議では、専門家らから (1)新規陽性者数の7日間平均が前週の約349人から395人に増加 (2)前週と比較した新規陽性者数が3月中旬以降継続して100%を上回っている (3)感染力の高い変異ウイルスの増加による爆発的感染拡大の恐れがある (4)感染力が強いとされる変異ウイルスの報告が都内で著しく増加している (5)医療提供体制のひっ迫が危惧される (6)繁華街における夜間の滞留人口が高水準である (7)変異ウイルスの増加による経済損失が、従来のウイルスに比べ3~4倍になる ――などが相次いで報告された。 報告を踏まえ、小池知事は「重点措置を国に要請することとしたい」と述べ、政府に対し、まん延防止等重点措置の適用を求めることを明らかにした。