一目で伝わる履歴書の書き方。経験・スキルを最短距離で伝えるテクニック
「4つのW」で自分の成果を明確に
履歴書を書く練習をさらに一歩進めましょう。 リストアップした職務ひとつひとつに対して、「when(いつ)」「where(どこで)」「who(誰が)」「what(何を)」に答える形で、自分の成果を明確に説明してください。 国際ギリシャ大学の就職ガイドは、成果について書く際には、以下の3つのポイントを明確に示すようにとアドバイスしています。 具体的にどんなスキルを使ったのか 具体的にどんな活動を行なったのか どんな結果や利益を出したのかを、数値や具体的な結果で示す 前述の「4つのW」に答える形で書くときは、履歴書を読む人が、履歴書以外から補足情報を得なくても、それぞれの成果における3つのポイントを理解できるよう心がけましょう。 あなたの成果は、あなたのスキルや経験の中核をなすものなのです。
スキルや経験は箇条書きで
魅力的な履歴書を書くには、「Summary of Qualifications(経験やスキルの要約)」の項目をわかりやすくまとめることも必要です。 ここでの「要約」とは、短く簡潔にまとめるということです。 就活情報サイト「Indeed」で説明されているように、「経験やスキルを要約するときは、箇条書きが基本」です。 長々と文章で説明する必要はなく、手短かに伝えるべきです。読むほうは、それぞれの職種に対して数百人分もの履歴書を受け取っていることもあるでしょうから、自分の有能さが一目でわかる履歴書にしたいもの。 自分の経験やスキルを、どんな言葉を使って要約したらいいか悩んでいる人は、求人情報を見たり、同じような肩書がついた仕事を検索したりしてみましょう。 そのようにして見つけた役割や職務をヒントにして、自分の経験やスキルを箇条書きにまとめましょう。 ほかの人が書いた要約を、そのまま使ってはいけません(盗作になってしまいます)。ほかの人の言葉を参考にしながら、自分の言葉で経験やスキル、特性を説明するといいでしょう。 ──2021年1月22日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 訳: ガリレオ Source: ResumeHelp, Live Career, International Hellenic University, Indeed
ライフハッカー・ジャパン編集部