プロ2戦目でメイン抜擢の横山葵海「試合に集中」 町田トレーナーは実力に太鼓判
ボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡)のメインイベントに出場する横山葵海(23=ワタナベ)が3日、都内のジムで公開練習を行った。 7月にプロデビューを果たした横山は、先月に同イベントの契約選手第1号となっていた。今回のプロ2戦目で、東洋太平洋スーパーフライ級5位のデンマーク・ケビド(フィリピン)とスーパーフライ級8回戦で対戦する。 メインを張ることに横山は「メインイベントに出場させていただきますけど、変にそれを意識せず、自分の試合に集中できればと思います」と静かに闘志を燃やした。現在の仕上がり具合については「スパーリングも順調で、試合までの残りの期間、相手の対策を考えながら追い込んで仕上げていければと思います」と語った。 〝ボクシング界のホープ〟を指導する同ジムの町田主計トレーナーは「横山はまじめに練習する選手。ステップや動きは他の選手にはない動きをしますし、十分に才能のある選手だと思います。今後は次の試合を経てタイトルに絡んでいける選手だと思います」とその実力に太鼓判を押した。 この日は、同ジムの前日本バンタム級王者・富施郁哉と2ラウンドのスパーリングを披露。練習を視察した同イベントの亀田興毅ファウンダー(38)は「横山選手はボクシングがうまい。ポジショニングとか攻撃パターンとか、デビュー2戦目のボクサーの動きではない。これからまた仕上げていくと思うので試合が楽しみです。多くのボクシングファンに、メインイベントの横山選手の試合を見ていただければと思います」と、メインに大抜てきした横山に期待を寄せた。
東スポWEB