京成杯AHは道悪かも!? キングカメハメハ系のディオで勝負だ
あさって日曜の中山は少し雨が降る(かもしれない)予報となっている。秋の中山開幕週といえば例年、絶好のコンディション。それだけに極端な道悪になることは考えづらいが、少々渋る可能性はある。そこで京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)が稍重~重になったケースを想定して、狙える馬を探したい。 【写真】目下2戦連続2着中のディオのこれまで そこで19年以降の秋の中山の芝1600m、かつ稍重~重で行われた18鞍に注目したい。最初に取り上げるのはキングカメハメハ系の好成績だ。33頭で[6-4-3-20]の勝率18%、複勝率39%。単勝回収率は188%もあり、さすがは「雨のキンカメ」と呼ばれるだけある。また、どちらかといえば前々で運んだ馬が好成績であることは覚えておきたい。 今年の京成杯AHに出走する16頭のうち、キングカメハメハ系はタイムトゥヘヴン、ディオ、ディスペランツァ、ドルチェモアの4頭。中でも軸は先行力のあるディオだ。米子S、関屋記念と目下2戦連続2着だから、実力は申し分ない。今回と同舞台だった3走前のダービー卿CTは稍重で11着だが、これは使い詰めが影響したよう。決して道悪がダメというわけではない。今回は重賞初制覇の絶好機となりそうだ。