名古屋市長選、立候補予定3氏が討論会(全文4)一番大きな問題は、対立
停滞してもいいものがある
尾形:相生山については、相生山と弥富線という道路ですか。それは必要ないし、相生山の森を守るという観点では止めてくれて良かったなと思いますし、それから名古屋駅については私はリニア対応の名古屋駅の改修については急ぐべきでもないし、特にやってもらいたくないのは高速道路の出入り口を名古屋駅に造る、あるいは栄辺りに造って、ますます都心に車を増やす。こんなことだったらやめといてもらいたいというふうに思うので、停滞してもいいものがあるなというふうに思っています。 加藤:分かりました。ここはお2人ともちょっとトーンが違います。横井さんは対立をあおる手法、これが停滞を招くというご指摘、尾形さんはストップをかけると、ものによってはあってもよいと、こういうお話でありました。河村さん、伺います。停滞というご指摘ですが、ここについて河村さんはどのようにお考えですか。
何が停滞しとるんですかね
河村:何が停滞しとるんですかね、これ。全然しとりませんよ、言っときますけど。本当に。ただ、かの知事さんが言葉をもうちょっと考えて言わないかん。それは今でも市長にふさわしくないとかいって公言されてますけど、これもちょっとよう言うわいう感じですわ。それからあと、現場では横井さんが言われたコロナもなんの問題もないですよ。反対に名古屋のほうが進んどるじゃないですか。今日でも50人ぐらいで、3分の1ぐらいになっていますけど、県の発病者の中の。昔6割だったですよね。半分に戻ったこともありますけど、これも少ないと。だからその影響で、名古屋市外のところにもやっぱり発病が少ないようにいっとると思うし。現場で病院のこともきちっとやっとる。 それから名古屋駅だって、いろいろ苦しみますけど、これは、名鉄さんもいろいろ考えとりますで。この間、横井さんが4線化が遅れとる言いますけど、それはそれで必死に対応しとりますんで、だから遅れとることはありません。これはコロナの中で遅れるのはしょうがないやな。教育だって名古屋のほうが、名古屋のほうがと言っちゃいけませんが、常勤スクールカウンセラー、バックするといかんけど、ロイヤーつくったってしょうがないですよ。第三者の監視機構をつくったって駄目なんだよ、子供さんには。一緒に学校の中で先生と同じ時間おって、本当に子供さんたちの、おまえさんの好きなことを本当にみんなでやらせてあげるからというところで一緒に入る人が要るんですよ、子供さんには。ちょっと戻りまして、すいません。 それから尾形さんの言われた、相生山とか藤前干潟だとか、いろいろやってきましたがな、これ。相生山もですよ、これ、私は。国なり、みんなで決めた、議会が決めたことをそのまま、なんでもそうでございましたと、そう言わんだけですよ。それから、ここで言いますと市会議員さんからは給料上げたことを文句言うなと。文句言わんかったら与党になったる言われとんですよ、わしは。言われたの。だけど、No wayと、それはできないと僕が答えとるからこうやってもめとるように見えるわけです。疲れますよ、本当にこれ。ということです。 加藤:河村さんね、横井さん、ちょっと待ってください。河村さんね、市民の目線から見ると、河村さんと大村さんはもう会話ができないと。だから県と市は連携できてないんじゃないかと、こういう印象を持っている方も多いと思うんです。県庁職員と市職員、この間の実務的な連携はひとときたりとも滞っていないと、こういう理解でよろしいですか。 河村:そのとおりでございます。 加藤:横井さん、どうぞ。一言。