毎日昼食は「なか卯」です。450円の親子丼とサラダのセットばかり食べていますが、卵は栄養満点で野菜もとれているので健康にもよいですよね?
「なか卯」といえば安くておいしい親子丼が食べられるイメージがありますが、もちろん親子丼以外にもさまざまなメニューがそろっています。 「会社から近い」などの理由で毎日の昼食をなか卯で食べている人もいらっしゃるでしょう。しかし、毎日同じメニューだと「栄養バランスが偏るのではないか?」など気になることもあるはずです。 本記事では、なか卯の親子丼の栄養価を調べるとともに、不足しがちな栄養を補いながら昼食をとる方法についてもご紹介します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
「なか卯の親子丼」の栄養価は?
なか卯の親子丼はごはん小盛・並盛・ごはん大盛の3種類がありますが、今回の事例では「450円の親子丼」を食べているということなので、並盛を例に挙げて栄養価を確認してみましょう。なか卯の親子丼(並盛)は673キロカロリーで、次のような栄養成分が含まれています。 ・たんぱく質:31.5グラム ・脂質:17.8グラム ・炭水化物:99.7グラム 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」を基に作成した資料より「30~49歳」の男性を例に挙げて1日の摂取基準を3食で割ったところ、たんぱく質の推奨量が約22グラム、脂質の目標量が20~30グラム、炭水化物の目標量が約113~146グラムということです。 親子丼は卵と鶏肉がおもな材料なので、たんぱく質は十分な量を摂取できると考えられます。脂質や炭水化物についても、不足分は朝食や夕食で補える量といえるでしょう。
不足しがちな栄養を補う方法
親子丼にも使われる「卵」には、たんぱく質や脂質以外にもビタミンB2やビタミンB12、ビタミンD、ビタミンA、ビタミンEのほか、カルシウムや鉄、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。そのため、近年では「完全栄養食」として注目を集めているようです。 ただし、ビタミンCと食物繊維が不足しているため、野菜や果物と組み合わせて摂取することがすすめられています。今回の事例では「毎日昼食になか卯の親子丼とサラダのセットを食べている」ということなので、親子丼だけでは不足しがちな栄養素もきちんととれていると考えられます。