「ちょっと意識して投げていました」“マダックス”達成の中日・高橋宏斗 お立ち台でコーチとのやりとり明かす
◇プロ野球セ・リーグ 中日2-0広島(5日、バンテリンドーム) 9回を100球未満で無失点に抑える“マダックス”を達成した高橋宏斗投手がお立ち台に上がりました。 決勝逆転2ランの福永裕基選手 この日、初回から一度も連打を許さない安定した投球で、9回を99球4安打無失点に抑えた高橋投手。序盤には2点の援護も受け、今季初完投初完封で5勝目を挙げました。 お立ち台に上がるとまず「皆さんの声援のおかげで9回まで投げきることが出来ました。ありがとうございます!」と大きな声でファンへの感謝を口にしました。 また、“マダックス”について触れられると、「7回終わったときに大塚さん(晶文投手コーチ)がベンチに来て、『お前、マダックス意識するなよ』と、全然意識してないのに言ってきたので、9回はちょっと意識して投げていました」とニヤリ。 その9回、先頭から2者連続三振、最速は155キロを記録するなど、一気にギアを上げた投球を「ここで使い切るつもりで全力で抑えていきました」と振り返りました。 また、最後には「守備の人に助けられてばかりだったので、この僕の完封というのは僕だけの力ではなくて、いろいろな人が僕を助けてくれたおかげだと思います」と、改めて仲間への感謝を口にしました。