小田嶋大貴選手（東京GB）

3月9日にアリーナ立川立飛（東京都）で行われたバレーボールDIVISION1 MEN、東京GBvs東レ戦後の東レのインタビューをお届けする。

柳田将洋選手、古賀太一郎主将、小田嶋大貴、深津旭弘選手（東京GB）

柳田将洋選手、古賀太一郎主将、小田嶋大貴、深津旭弘選手（東京GB）

■東京グレートベアーズ ●柳田将洋選手（アウトサイドヒッター） 続今日勝たなければいけないゲームでしたが、自分の数字があまり上がらずチームに貢献できなかったことが非常に悔しいという気持ちです。 まだ（ファイナル6に）繋がっていると思いますので、明日しっかりと勝って繋げられるよう頑張りたいと思います。（翌日は3-2で勝利をし、ファイナル6進出への可能性を残した） ●古賀太一郎主将（リベロ） 今日の試合はどんな内容であれ、勝つだけが意味のあったことだったので、なかなか結果を受け入れるのが難しいです。 今日は東レさんがいいプレーして、こちらがあまり良くなくてという凄く難しい試合でした。 第1セット目ギリギリ取れたり、第4セットギリギリ取れなかったりという自分たちのバレーができなくて今日負けたので、準備で反省するところがあるかなと思います。 ピーキングのところを東レさんがしっかりやっていましたので東レさんに分があったと思います。 明日に切り替えて準備をしていきたいと思います。 ●小田嶋大貴選手（ミドルブロッカー） ファイナル6に望みがあるので残りの試合チーム一丸に戦っていきたいと思います。 ●深津旭弘選手（セッター） 明日に向けて対策するところと、自分たちの気持ちの部分をしっかり整えて、まだ明日に臨みたいと思います。 ――小田嶋選手に。ファイナルに進出をするための重要な試合は（FC東京所属時を含め）経験がなかったと思うが、そこに臨んだ気持ちと、自身のプレー（4得点/4打数=100%、ブロック得点2）について。 小田嶋：今まで V リーグでやってきてプレーオフ（ファイナル6）に行けるか行けないかという状況は初めての経験ですが逆に楽しいというかヒリヒリした感じがやっと味わえているというところで楽しさを感じながらプレーをしています。 今日の数字だけ見たらスパイクは決まってはいますが、チームでやりたかったことがまだまだ出し切れていなかったところはあったので、そこは明日修正して臨みたいなと思っています。 ――柳田選手に。マッチポイント（で被ブロックをしたこと）も含めて、相手のブロックに対する中で数字が上がらなかった点について。 柳田：相手のブロックがかなりいい持ち味のチームでした。 パダル選手とマッチアップする時は1対1の状況で、本来はそこをしっかり決めて得点も重ねるべき状況でした。 そこで決めきれなかった、そういうところが数字が落ちてしまっていたとは一つ思います。 もう少しハイボール（ハイセット）のシチュエーションで難しい状況ですが、（アタック）決定率が上がらない時もリバウンド取りに行く選択があって形があるチームです。 （アタック決定率が上がっていないことについては）そんなに気にしてはいないです。 （アタック）効果率も今日はあまり高くはないと思うので、そこは今日のプレーを見直して、今迄の相手より高さのあるプレッシャーがあるブロックを持っているので、アジャストしてうまく戦いたいです。 ――深津選手に。第1セット、第4セット共にデュースなる接戦で第1セットを取り切れた要因と第4セットを取れなかった要因について。 深津：サイドアウトの部分ではそれなりにうまくできていた時間帯もありました。 あとブレイクの部分でもう先ほどキャプテンがサーブから活路を見出すかという話もあったように第1セットは比較的崩せる分もありましたし、ブレイク取れた部分がありました。 それ以降は相手に対して受けるっていう状態もあったと思いました。 今日は高い、いいブロッカーか多い中で通用していたと思います。 ミドルも含めて自分がもっと勇気を持っていくところと安全策をとっていくところをうまく配分してやっていけば明日望みが繋がると思います。 ――古賀選手に。ファンへの挨拶の際に言葉が出てこないシーンがあったが。どんな思いがあったか？ 古賀：今シーズンファイナル6進出を目標としていた中で、この試合がどれだけ大事なのかっていうのはもちろんチーム全員理解していました。 ファンの皆様も期待して今日見にきてくれた中で、皆の思いが結果に出なかったので、話している時にファンの皆さんの顔とか見ると出てくる言葉が詰まりました。 東レさんをリスペクトしていることは前提で、結果でしか今日の試合っていうのは意味を成してなかったというのを思った時にすんなり言葉が出てこなかったっていうのがありました。 勝負事なのでどのように転ぶか最後までわからないですし、今日は東レさんが良かったです。 ――自分たちのバレーができず準備で反省をしたことについて具体的には？ 古賀：もう少しサーブが走って崩れてくれればパダル（クリスティアン）、富田（将馬）選手を抑えやすかったと思います。 今日はどの選手に打ってもパスをある程度返されていたので、そこが誤算でした。 自分たちはサーブが持ち味で（崩すことを）ある程度想定した中戦術を立てていた部分がありました。 そこは明日改善したいです。 もちろん（会見に出ている）3人みんないいサーブ持っていますのでそこに期待したいです。 プラスあともう少しパダル選手を抑えられるところがあったと思うのでそこは明日修正したいです。 ――明日ホームゲーム最終戦で、お互いにとって大事な試合だが明日の試合に向けて。 古賀：明日3月10日というのはバレー界にとっていろいろな意味があると思います。 藤井（直伸）（東レ在籍中の2023/3/10に亡くなった）が残した功績を改めて思い出す日になるでしょうしその日に東レさんと試合できるということに責任を感じますし、運命を感じます。 プラスでグレードベアーズのホーム最終戦というのは 他のクラブに負けない盛り上がりや、いろんなファンの皆様と作り上げている最高ゲームだと思います。 そこの集大成としてバレーボールが一番盛り上がる会場にしたいです。 3月10日という日を最高のパフォーマンスをして、東レさんとともに盛り上がる日にしたいと思います。