【寒くなるこれから要注意】まさか自分が・・・47歳報道記者が脳梗塞になった話 突然症状が出たあの日あの時から、回復期の減塩生活までの一部始終 後編
■酒はダメではないが・・・
酒については「絶対にダメ」ということはありませんでした。ただ、酒類やコーヒーには利尿作用がある上に、水分を多く取る必要がある中で、酒で水分を取った気になるということがよくないと指摘されました。また、酒の席で出される食事は塩分の高いものになる傾向があるので、酒よりもそちらの方が問題だということです。 脳梗塞以降、妻にお願いして、昼ご飯に弁当を作ってもらっています。減塩しょうゆや減塩みそを使ってかなり塩分控えめにしてもらっています。すると思わぬ効果が。体重が減ったわけではないのに、会う人会う人に「やせました?」と言われるようになりました。まったくエビデンスはありませんが、もしかしたら塩分を控えたことでむくみが取れたのかもしれません。
■脳梗塞の10年再発率は約50% ただ再発は「運みたいなところも・・・」
脳梗塞は再発しやすい病気と言われています。壊死した脳が復活しないのであれば、再発と呼ぶのはおかしい気もしますが・・・。もう一度脳梗塞になる確率がとても高く、最初の脳梗塞から10年以内に再発する確率は約50%という論文があるそうです。 再発しないためには塩分を控えめにしたり、よく水分を取ったり、適度な運動をしたりといった生活習慣の見直しが重要になるんですが、発症後はそれだけではカバーしきれないため、薬を飲むことになります。血液をさらさらにする薬と、血圧を下げる薬が一般的で、これらをいつまで飲めばいいのかというと・・・ (医師)「一生飲んでもらいます」 そう、薬を一生飲まなければならないのです。また、医師からはこんなことも言われました。 (医師)「実は再発率の論文は、薬をきっちり飲んだかどうか、もしくは飲まなかったのか、といったことまでは調査できていません。なので、きっちり薬を飲んだから再発しない、もしくは、飲まないから再発する、これはいずれもわかりません。極力再発しないように薬を飲んだ方がいいと思いますが、運みたいなところもあると思います」
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