東大生が答えるお悩み相談室「 やる気がでません。どうしたら良いですか?」
この「東大生が答えるお悩み相談室」シリーズは、読者から寄せられた質問やお悩みについて、東京大学に在学する現役東大生たちが答える動画企画だ。インタビュー形式で、読者・視聴者から届いた勉強や受験、大学生活などに関するさまざまな質問に答えていく。
今回は、偏差値35から2浪して東京大学に合格し、現在はカルペ・ディエムの代表取締役社長を務める東京大学経済学部4年生*の西岡壱誠氏と、東京大学教育学部3年生*の橋本匠氏が対談 。東京大学進学に関心のある中高生だけでなく、受験、勉強、大学生活などに漠然と不安を感じている人にも、ぜひご覧いただきたい。 *動画撮影の2024年3月時点
重要なのは「目的意識」
--お二人の自己紹介をお願いします。
西岡:東京大学4年生経済学部所属西岡壱誠と申します。よろしくお願いします。
橋本:東京大学教育学部3年の橋本匠と申します。よろしくお願いします。
西岡:「東大生集団 カルペ・ディエム」という会社を運営しています。(カルペ・ディエムには)「逆転合格」を体験した人や、東大合格を考えられない状況から東大に合格したという人が30人から40人ぐらい在籍しています。
僕は以前、漫画『ドラゴン桜2』(講談社)の編集に携わっていました。というのも、僕自身が「リアルドラゴン桜」で。すごく偏差値が低くて高校3年生までまったく勉強ができなくて。東大合格者もゼロの学校に通っているという状態から、2浪して東大に受かったという経験をもっています。
橋本:自分は大学で「教育哲学」という分野を勉強しています。カルペ・ディエムでは、「アカデミックマインド育成講座」というものを担当していて、生徒さんに、自分で問いを立てそれを深掘りしてもらうという内容の講義を行っています。
--学生の方からいただいた質問です。「勉強のやる気が出ません。どうすれば良いですか」。
西岡:東大を目指してください! 以上です(笑)。
意味がわからないと思います。いきなり東大目指してくださいと言われて、何言ってるのかと思うかもしれないですけど。まずは「なんで勉強のやる気が出ないのか」と考えてみてください。