「丸が引っ張ってくれている」巨人・亀井コーチ 好走塁続く要因を語る
◇プロ野球セ・リーグ 巨人6ー0DeNA(19日、東京ドーム) この日も、初回に吉川尚輝選手が好判断でファーストへのファウルフライで3塁からタッチアップするなど、好走塁が出た巨人。 【動画】9月19日の巨人ーDeNAハイライト! 走塁を担当する亀井善行コーチは「丸が引っ張ってくれている」と同じく、初回に相手の隙を突いて、2塁から3塁に進んだ35歳のベテランを称賛しました。 「ああいう瞬時の判断をできるのは経験。そういうのを丸は持ってた。尚輝もオースティンに隙があった。準備をしていないとできない走塁、みんな目の色変えてやってくれている。マジック点灯して、集中してやっているな、と」 去年11月、侍ジャパンのアジアチャンピオンシップでコーチとして派遣された亀井コーチ。そこでまず他球団の若手選手が持っていた走塁意識の高さに驚いたといいます。自チームに帰って“これではいけない”と選手の意識を変えることから始めたといいます。 「去年は打撃コーチでしたけど、ホームランを打っても勝てない試合が多かった。走塁意識をそれぞれが変えないといけないし、若い人たちがそれを体で覚えて、次の世代につなげていくことが大事」とした亀井コーチ。練習でも若手選手の走塁練習中にいろいろ話している姿がよく見られます。キャンプから行ってきた走塁練習が、この最大の山場で花開いています。