【驚異のチューニング】900馬力&9,000万円!ブラバスがポルシェ911ターボSカブリオを魔改造「ブラバス900ピーチ」とは?
ブラバス900ピーチ(Brabus 900 Peetch): 53万ユーロ(約9,000万円)を超えるピンクのポルシェ 911(992)ターボSカブリオレ。ブラバスがポルシェ 911ターボSカブリオレを過激にチューニングした。
控えめとは無縁!メルセデス専門チューナーのブラバスが、臆病者には向かない「ポルシェ911」を発表した。目を引くこのカブリオレの価格は、なんと約53万ユーロ(約9,000万円)だ!
今年のシグネチャーナイト(車のファッションショー)で、ブラバスは新製品の花火を打ち上げた。中でも目を引いたのは、ポルシェ911(992)ターボSカブリオレをベースにした「ピーチ900」だ。老舗チューナーのブラバスは、2022年以来、ポルシェをプログラムに入れている。これまでのハイライトは、900馬力の壮大なワイドボディ911であるRocket 900 R 「1 of 25 」だった!
しかし、我々が知っているように、ブラバスは常に上を目指す。そのため、ボトロップのチームは、「ブラバス900ピーチ」でさらに一歩前進した。少なくとも見た目に関しては、ブラバスが「個性的なピーチ色」と表現する塗装は誰もが思わず足を止めてしまうだろう。私の好みかって?いいえ!でも、「900ピーチ」の前で立ち止まってしまったのは事実だ。
ピンクのホイールとブレーキキャリパー
「900ピーチ」は常に人目を引く存在であり、それはブラバスが色に妥協しなかったことによるものだ。フロントスカート、サイドスカート、リヤウィング、ディフューザーなどのカーボン製パーツに加え、21インチ/22インチのモノブロックZ鍛造ホイール、さらにはブレーキキャリパーもボディと同色に塗装されている。唯一欠けているのはピンクのソフトトップだけだが、ブラバスでさえやり過ぎだと考えた。
インテリアを見ると、今朝、薬を間違えて飲んでしまったのかと一瞬思う。なぜなら、これは私がLSDの旅を想像する際に抱くイメージに近いからだ。ブラバスは、いわゆるシェルシェイプダイヤモンドデザインのマスターピースレザーで、インテリア全体を覆っている。しかし、もちろん、ただの色ではない。ピーチ、つまりピンク色だ。
コックピット全体と言ったのは、まさにその通りだからだ。シート、ドアパネル、ダッシュボードに加え、ステアリングコラムカバー、フロントシートの背面、さらにはフットウェル全体にもレザーが使用されている。Aピラーとダッシュボード上部のみが黒革で覆われている。ブラバス社らしく、作業は完璧な水準で実施された。ただし、「900ピーチ」を運転する人は、まぶしさ対策としてだけでなく、必ずサングラスを着用すべきである。
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