【ありえねー!】マツダMX-5とミニクーパーSの比較テスト?どういう発想?コーナリング好きで快適な日英スポーツカーの対決だ!
マツダでのドライブは楽しい
唯一の慰めは、それ以外は、マツダは大きなハンドリングの喜びであり、経験と笑顔を保証してくれるということだ。これは「フロントに縦置きエンジン、後輪駆動」のおかげである。予想外に大きなロールと、曲がるときに目立つバタつきにもかかわらず、マツダはコースを軽快に走り抜ける。ホイールベースがミニよりも数センチ短いおかげで、MX-5はミニとは比べものにならないほど機敏で、素直で、キビキビした走りを見せる。ステアリングは正確で、よく反応し、思った通りに曲がってくれる。そのため、縁石に沿って車をミリ単位の正確さで誘導するのは、非常に楽しい。
最速のラップタイムを出すには、ただひとつの方策がある。完璧な運転だ。なぜなら、マツダは、あらゆる修正、わずかな傾き、早めのアクセル操作、そしてリヤが切れ始めるような鋭角的なステアリング操作をすべて認識しているからだ。ハンドル操作の不十分さの後に、リヤが振れる。穏やかに、常に回避可能で修正も容易なため、無害である。しかし、リヤが振れる!経験豊富なドライバーにとっては、これは「とても楽しい!」ということだ。経験が浅いドライバーにとっても、ESCの介入に時間を取られるが、やはり「とても楽しい」ということになる。 2つ目の大きな楽しみは、この車そのものだ。息をのむようなエンジン音は本物の怒りを表現しており、7,000回転を超えても余裕があり、アクセルペダルの動きに極めて素早く反応し、リニアなパワーを発揮する。高速走行時の鋭い負荷変動の感覚を通じて、車と心地よく機械的につながっていると感じられる。つまり、2.0は、通好みの旧式のアクティブなスポーツバーナーなのだ。6速マニュアルトランスミッションの、正確で軽快なシフトチェンジと軽いクラッチは、この車に完璧にマッチしている。 しかし、洗練されたドライビングダイナミクスを備えた活発なマツダでも、信頼性の高い速さを誇るミニにはかなわない。「クーパー」はコンチドロームを1秒近く速く周回した。つまり、スポーツ性の観点から見ると、この不平等な対決では「ミニ クーパーS」が勝利を収める。疑いの余地はない。