センバツ高校野球 作新学院に「旗」授与 感動与えるプレーを /栃木
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する作新学院へのセンバツ旗の授与式が22日、宇都宮市一の沢1の同校で開かれた。野球部員のほか、各クラスの代表者など計約200人の生徒が出席した。【鴨田玲奈】 エンジ色のセンバツ旗は出場校に贈られる。校名や校章が刻まれており、3月18日の大会開会式では主将が手にして入場行進する。 授与式では、船田元学院長が「コンディションを整えて、作新学院の力ここにありということを大いに甲子園で示してきてほしい」とあいさつ。県高野連の菅野光広会長は「開幕に向け、看板の強力打線とともに、フェアプレー、マナー、はつらつとした野球に取り組む姿勢に磨きをかけ、甲子園では作新の風を巻き起こし、全力で戦う勇姿を見せてほしい」と激励した。 センバツ旗は、毎日新聞宇都宮支局の棚部秀行支局長から船田学院長に授与され、船田学院長から草野晃伸主将(2年)に手渡された。棚部支局長は毎日新聞社の松木健社長のメッセージを代読し、「支えていただいている全ての人たちへの感謝の気持ちを胸に、全力で大会に臨んでほしい」とエールを送った。草野主将は「甲子園では、応援団の気持ちを背負い、自分たちの力強いプレーで、応援団の皆様や地域の方々に、感動や勇気を与えられるようにしっかりと頑張ります」と述べた。 大会は3月10日に組み合わせ抽選会があり、同18日に開幕する。