怖くて近寄りがたい→個性的で面白い町として人気急上昇! “名古屋一”ディープな町「今池」の歩き方
名古屋観光の定番といえば、味噌カツやひつまぶしなどの「名古屋めし」や、金色のしゃちほこがシンボルマークの「名古屋城」、三種の神器の一つ草薙神剣を祭る「熱田神宮」などが有名ですが、“地元っ子が教えるおすすめスポット”に行けばもっと楽しい旅になるかも!? 【画像】連日行列ができる名古屋の大人気スイーツ 今回はJR名古屋駅から約10分のところにある「今池」をフィーチャー。名古屋在住の筆者が実際に今池を歩きながら、町の特徴や見どころ、楽しみ方などを詳しく紹介します!
◆「味仙」「ピカイチ」など名物店も連なる個性派タウン
名古屋の中でとりわけディープな町といわれるのが「今池」です。もともと歓楽街として発展した町だけあって、大通りにパチンコ店、カラオケ店などアミューズメント系の施設が目立ち、さらに飲食店を中心に個性の強い店がズラリ。 台湾ラーメン発祥の「味仙」の本店やドラゴンズファンに愛される中華料理店「ピカイチ」といった名物店、昼飲みや立ち飲みをはじめキャラの立った飲み屋が軒を連ね、ライブハウスやミニシアター、独特の品ぞろえの本屋などサブカルチャーの香りも漂います。 クセのある店が居並ぶカオスな雰囲気に魅せられ、どっぷりハマるファンも少なくないエリアなのです。
◆名古屋駅から地下鉄で約10分。若手の店や若いお客も増加中
ちょっとした異世界感すら感じられるエリアですが、交通アクセスはいたって良好です。名古屋駅からは地下鉄のメイン路線である東山線で6区間、11分。桜通線も通っているので市内の各方向からアクセスできます。 夜の店が多いこともあって、かつては若者や女性にとっては“一人では近寄りにくいちょっと怖い町”というイメージもありましたが、近年は往年の雑多さは残しつつも、刺激的で何だか面白いと好意的に捉えられることも多くなってきました。 先のような名物店に加えて、若手店主らによる魅力的な飲食店もどんどん増えていて、そこへ集まる若者の姿も目立つようになっているのです。現在、高層マンションも建築中で、居住エリアとしての人気もますます高まりそうな気配です。