約3割の女性が「風呂キャンセル界隈」ってマジ…?お風呂に入らない“女性の特徴”が調査で判明
女性の“風呂キャン”の実態とは?
2024年流行語にも選出された“界隈”。最も有名なのが、「風呂キャンセル界隈」でしょう。「風呂キャンセル界隈」とは、身体的・精神的な疲労、あるいは面倒くささから、お風呂に入るのを後回しにしたり、スキップしたりする人々を指す言葉です。「Kirei Style(キレイスタイル)」を運用する「ビズキ」が、女性で「風呂キャンセル」している人がどのくらいいるのかを調査し、その結果を発表しました。調査は、2024年12月4日、20~59歳の女性2000人を対象に、インターネット上で行われました。 【画像】「ある意味納得…」これが女性の風呂キャンセル界隈の“特徴”です(8枚) それによると、「お風呂に入らないことがどのくらいの頻度でありますか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「めったにない」で67.9%となりましたが、約30%の方がお風呂に入らないことがあるという結果になりました。 その内訳を見ると「半年に1~2回」で4.1%、「半年に3~4回」で4.2%、「月に1~2回」で6.9%、「週1~2回」で10.5%、「週3~4回」で3.1%、「ほぼ毎日」で3.5%という結果になっており、全体のうち17.1%の方が週に1回以上お風呂に入らない日があるということが分かりました。 年代別に見ると、「風呂キャンセル」をすることがある方は20代で最も多く、39.0%という結果になりました。若年層になるほど収入は低くなる傾向があるため、「ガス代・水道代の節約」という目的で入浴の頻度を減らしている可能性も考えられます。また、SNSやリモートワークの普及、サブスクサービスの多様化により、外出して対面で人とコミュニケーションをとる機会が減少し、身だしなみへの意識が薄れている可能性も伺えます。 未婚・既婚別で見ると、お風呂に入らないことがあるのは未婚者に10%程多くなりました。既婚者の場合、幼いお子さんがいる方は一緒に入る必要があることや、ママ友や学校・幼稚園の先生といった”周りの目”を気にしている方が多いことが「お風呂に入る方が比較的多い」という結果になっている要因であると推察できます。 職業別に見ると、お風呂に入らないことが最も多かったのは「無職・その他」の方で、次いで多かったのは「自営業・自由業」の方でした。一方、お風呂に入らないことが最も少なかったのは「専業主婦」の方で、次いで「会社員・公務員」の方という結果となりました。 専業主婦や会社員・公務員の人は必然的に他者と接する機会が多くなる一方、無職の人や自営業・自由業の人は他者と会う機会や頻度を比較的コントロールしやすいことが、「お風呂に入らない人が多い」という結果に関係していると考えられます。
LASISA編集部